2005.09.07
日本財団ビルは東京は赤坂、アメリカ大使館のすぐそばに立っています。
このビルの一階「バウルーム」では、定期的にミニコンサート(無料)が開催されています。
今日は、清塚信也さん他の演奏家の方が奏でる「ショパンから、気品あるお昼へのご招待~オールショパンプログラム~」で、40分ほどでしたが、ホントに素晴らしいコンサートでした! (詳しくはこちらをどうぞ)
バウルームは普段は接客スペースなので、決して音響がいいとは言えません。
また、色んな雑音も入るしで、演奏家の方が気が散らないかとドキドキするような場所でもあります。
ですが、聴く側からすると、こんな一流の方の演奏を目と鼻の先で聴くことができる機会は滅多になく、貴重な機会だなぁ・・・といつも思います。
しかも、ランチタイムコンサートの場合、なんと飲食可です。お昼ご飯を食べながら、一流の演奏家による生演奏のショパンの調べに耳を傾けるというのはかなり贅沢。
寝ている人もいましたが、これもまた最高に贅沢な時間の過ごし方です。
ここで使われているピアノは、なんと「スタインウェイ」!
このピアノ、受注生産なのは当たり前、さらに納品先の、赤坂の気候を加味し板などをチューニングして製造するそうで、そのこだわりは半端ではありません。(他のメーカーでも高級ピアノはそのような製造方法を取っているところはあります)
皆さんもぜひバウルームにコンクリートジャングルに疲れた神経を癒しに聴きに来てくださいませ!
※バウルーム、雑音が響きやすいので演奏中はどうぞお静かに~♪
2005.09.06
superkumajiさんの記事を読んで、私も環境ネタ書きますです。
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今年の夏は猛暑だったのか、個人的にはちょっと微妙です。
昨年の暑さと比較してしまい過ごし易かったような気がしているからかもしれません。
さて、そんな中、地球の温暖化にストップをかけようと政府推奨の「クールビズ」なるものが登場した夏でもありました。
昔、大平首相や羽田首相の時に、半袖の「省エネスーツ」という『どうしちゃったのかしら?』というものが登場し、見事にコケてしまいました。(発想自体は当時としては先駆的で素晴らしいものでしたが・・・(-_ -;))
今年はお洒落さも前面に出した戦略が功を奏し、世の中に受け入れられたようです。
しかし!日本財団に来る業者さんの中にはネクタイにフルスーツの人がまだまだいるのです。
理由をたずねると「やはりお客さんのところに行く場合は・・・」とのこと。
うーむ、それは仕方がないかもしれない・・・
そこで、私のほうがお客さんになっている場合、相手に対して「クールビズ以外で来ないでください。このビルの空調は暑いので。」とピシャリと言うことにしました。
地球の温暖化の問題は、先のカトリーナ、台風14号を見るまでもなく、我々が考えている以上に深刻な気がします。
正直、「お客さんのところに行く場合は・・・」などと悠長なことを言っている場合じゃないのだ。
逆に言えば、「お客さんのところに行く場合は・・・」と言っていられる余裕があるわけで、まだ温暖化の深刻さをちゃんと受け止めていないわけです。
鳥インフルエンザで人が死ぬように直接的でないだけに難しいけど、異常気象で人は死んでいる。カエルの入った水をゆーーーっくり温めるとカエルは自分が湯だっていることに気付かず死んでいくという話があるけど、今の地球はそんな感じかもしれない。
だから、見栄を張る余裕がなくなった時にはたぶん遅い。
とはいえ、お客さんに対して失礼になっては・・・というのもやむを得ないと思う。
ならば、お客さん側が変わらなくちゃいけない。「温暖化止めましょうよ。あなたも協力してください。」と、お客さんから言うしかない。
そんな一方、スーツ以外では何を着たらいいかわからない、スーツなら隠せてた体型がクールビズだと隠せないから困るというお父さん達も多いという・・・
もしかして、こっちのほうがホントの理由だったらどうしよう・・・
2005.09.05
最近、パソコンの家電化という言葉を聞く機会も多くなりました。
んが、しかし・・・私はパソコンは家電になることは無いと断言したくなります。
逆に家電のパソコン化は恐ろしい勢いで進んでいる気がして、将来が恐いです・・・
家電とパソコンの一番の違いは、家電は買った後、色んなものをそれに加えたりしないのに対して、パソコンは色んなものを加えるという点です。
例えば買った冷蔵庫に電子レンジやらテレビやらを組み込んだりとかしません。
でも、パソコンは、デジカメ編集がしたいと思えばそのソフトを買ってきてインストール、ワープロがやりたいと言えばワープロソフトをインストール、DVDが見たいと言えばDVDソフトをインストールするわけです。
これは先ほどの冷蔵庫に後からレンジを組み込むのと同じこと、そんなこと個人が家でやったら不具合が起こって当たり前です。
しかもそのパーツ(パソコンの場合ソフト)を作っているのがマイクロソフトではなく別の会社なわけで、エラーが出て当たり前。だって当のマイクロソフトのWindowsの中にすら色んなバグがあるんですから。
そもそも冷蔵庫に改造を加えようとする人がいるとしたら、その人は冷蔵庫の構造を知っていて、自分で冷蔵庫を組み立てられるくらいの技術力がないと辛いですが、パソコンはそんなことを普通の人に日常で要求するわけです。
そんなパソコンはやはり家電にはなれそうにありません。
でも、人間は今まで不可能と思われた色々なことを実現させてきました。
電子レンジばりに「これ、チンしといて!」とパソコンに口で言えば、3分後にはブログシステムが立ち上がってしまうような、そんなパソコン時代の到来を信じ、今日も会議に明け暮れた一日となりました。(とっほり)
2005.09.03
日本財団の国際グループで支援している、テレビ会議システムを使った聾の方を対象とした講義を見学させてもらいました。
日本財団の会議室にあるインターネットテレビ会議システムを使ってアメリカのギャローデッド大学とをつなぎ、アメリカから先生が手話で講義をしてくれるというものです。
今年度内は5回のシリーズで開催を予定、今回は2回目です。
地理的には10,000km(もっとかな?)以上離れた場所からの手話による講義、話には聞いていましたが、これは面白い。
ISDN二回線を使った128Kの通信で送られてくる映像はかなりクリアで、マッハで手を動かさなければ指の動きもわかります。
受講されている皆さんも熱心に見入り、時折、手話でコメントを入れるなど熱い講義になっていました。
グラハム・ベルが電話を開発した時が最初の遠隔地とのリアルタイムコミュニケーション革命とすれば、テレビ電話はそれに次ぐなぁ・・・と思ってしまうくらい映像が訴える効果に見入りました。(手話は全くわかりませぬが・・・)
電話は聾の方には非情な一方、テレビ電話はやさしい。情報技術の発達がいつの間にかバリアフリーを実現した良い例だと思います。
しかし、同じ情報技術の発達がもたらした便利で情報にあふれたウェブの世界はどうか???
視覚に障害のある方に対してホントにやさしくない!
これはなんとかしなくちゃいけない。
ということでCanpanは試行錯誤ながら、ウェブアクセシビリティに真剣に取り組んでいます。
ウェブアクセシビリティでは後進国の日本も、昨年6月にウェブアクセシビリティに関するガイドラインとしてJIS規格がようやくできました。
もちろんこれで「バンザーイ!お疲れさまでしたー」ということにはならず、このJIS規格もこれでようやくスタートライン、規格内容の改善からが本番というとこですね。
Canpanを一つの実験場として改善を加え、ウェブアクセシビリティとはこうあって欲しい、という姿をユーザの皆さんと作っていけたらなぁと思っています。
そしたらJIS規格に対して提言すらしていくことができるはず、というかしなくちゃいかん。Canpanに集う皆さんの力をお借りすれば実現可能なことなので、ぜひフォーラム上でその議論ができたらいいなぁと思ってます。
Canpanの中で、健常者の方からみると画面内の文言や画面遷移などで少し不便に感じられるシーンがあるかもしれません。
それはアクセシビリティ対応の結果、そういう仕様になっている可能性があります。
と、もっともらしいことを言いつつ、実は単にイケてない仕様によるものかもしれません・・・(それってどうなのょ)
2005.09.03
どこの組織も同じかもしれませんが、システム部門というのは過酷な部署だとつくづく思います。
技術は日進月歩だから勉強しないとついていけない、システムは複雑化してエラーは出やすくなる、それに合わせてクレームは増える、お金はかかる、要件定義して開発した頃にはもう次の技術が出てきてる、どんな技術を選択すればいいのかわからない、、セキュリティを厳しくすれば業務に影響が出、ゆるくすればリスクが増える、またまたクレームが来る
「全くいいことないじゃん」とここまでは思う・・・
世の中にはマグロという魚がいて、泳ぎ続けないと死んでしまうとのこと。
なんという因果な生き物・・・その宿業にも似た生態は如何なる故か・・・
だが、ちょっと待て。
システム部門て、仕事のマグロ部隊みたいじゃないか・・・
走り続けなければ死んでしまう気がする
人の仕事の向き不向きというのは、「既定業務をてきぱきとこなすタイプ」と「新しいことを生み出すタイプ」の2タイプあるように思います。
その両面を併せ持つスーパー社員という人もいるけど、これは会社における奇跡みたいなもんで、たいていはどちらかに分類されると思われます。
どちらがエライとかいうのはもちろん無く、会社の性格によっても必要とされるタイプの構成は変わるでしょう。
ただ、普通は両タイプがバランス良く居てくれないと会社は成り立たないわけで、いくら開発部門がすごいパソコンを作ってもラインでそれを作ってくれなかったら売ることすらできませんし、管理部門のない会社もあり得ません。それは車輌の両輪というとこでしょう。
そんな中、私のいる情報チームという部署はまさにその両方を要求される部署です。
ですが、私は100%「既定業務をてきぱきとこなすタイプ」ではありません。この才能の欠如たるやマグロの宿業にも負けていないくらいにヒドイ。
それをサポートしてくれているのが他のメンバーです。
感謝感謝のマグロな日々です。
・・・と、ここまで書いて、ハタと、「全くいいことない」まま終わろうとしていたことにビックリ
実は情報チームは仕事は大変だけど、夢のある仕事ができるすごい部署なんです。
取って付けたようなことを言っていますが、ホントです。
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