• 2007.05.26

    JBL on time 音のある時間(ipodスピーカー編)

    iPodが登場した時、「なんじゃこりゃあ!」と思ったのは、私も含めた世界中の音楽ファンだったようで、あっという間に世界を席捲、音楽を聴くというスタイルを変えてしまった。。。

    だって、家に1,000枚を越えるCDが眠る私にとって、それらを持ち歩くなど夢のまた夢、だけど、ある瞬間、『あの曲が今聴きたい!』とか友だちに「この曲さー」と聴かせたい時など、あるわけです。

    その夢を叶えてくれちゃったのがiPod、これは「ごめんなさい、買います」って話で。
    確かに、ACCの圧縮されたデータの音質は、CDのそれと比べたら劣化してるけど、外出中の雑音が多い環境で聴く機会がほとんどの携帯プレーヤーなら充分な音質とも言えるわけです。

    一方で、iPodが壊れると、すごい面倒くさいことになるのはマジで勘弁。。。とんでもなく不便なアフターケアは正直キライですダメ
    費用もべらぼうに高いし。(なので、もっといい機械が出てきて、きちんとケアしてくれるなら、そっちへの乗り換えはいつでもウェルカム)

    余談はさておき、その生活が日常になると、iPodだけ持ち歩けばそれがそのままコンポになるというわけで、ハーマンインターナショナル株式会社の「JBL on time」を買ってみました。

    色々とiPod用スピーカーが発売されている中で、これを選んだ理由は、とにかくスピーカーの性能が良いから。映画館などで使われているスピーカーでは「シェアNo.1!」の実績のあるメーカーです。

    あとは、家に置いても邪魔にならないデザイン性も大切。
    このキューブリック監督作品かと思うような近未来・宇宙的デザインが気に入ったものの、奇抜なデザインの理由が360度全方位への音を確保するためという実用から来ているということも心に響きました。。。

    横から見るとこんな感じ。

    出力音はいい音ではあるものの、元々のiPodがそこそこの音源なので限界はあります。

    目覚まし機能もあるし、ラジオも聴けるし、長所もたくさんあるのですが、iPod用に作られている割には、iPod操作用インターフェースの作りがチープなのが気になります。

    iPod本体を操作するのが一番早く、それはそれでいいんですけど、それが前提なら形的に不安定にささっている形態は途中からポキッていきそうな恐さがありますペンギン

    それも許容の範囲として、最大の欠点は電源系電球

    まず、内部に入れる単4電池の保ちがとんでもなく悪い。。。一週間くらいで3本の単4が無くなってしまい、時計機能がリセットされてしまう。。。こりゃないでしょう、どこかで無駄な電力が浪費されていると思われ、どうかんがえても設計ミスの感が否めません。。。〓(今はもう時計機能は使ってません)

    ハーマンインターナショナル株式会社にメールで問い合わせたところ返信なし。。。怒り
    何週間かしてから、怒りのメールを送ったところ、半日で「それは非常用電源とお考えください。」という素気ないメールの返信。。。

    この対応はどーしよーもない、「二度とこのメーカーの製品買うか!」と思っている。

    それと、AC電源のユニットの巨大さ。。。iPodの本体を四つ合わせたほどのデカさ。。。これも全然ダメでしょうって感じで困った

    というわけで、スピーカーの音質、デザイン性を考慮しつつ、あの対応の悪さで大減点。。。せいぜい25点、がいいとこ、でしょうね。。。正直、おすすめしません(ぴしゃり)悲しい

  • 2007.05.25

    コーヒーをガリガリする

    最近の朝の日課は、コーヒー豆をガリガリとミルを使って手で挽くことから始まる。

    友だちにすすめられて手挽きのミルを使いはじめたのだったが、ボーっとした頭でガリガリしている時間がなんとなくいい感じに流れていく。

    また、豆の挽き方も粗粒と細粒とを挽き分けられるのだが、実はこれで味が全然変わってしまう。

    そして、豆の種類によって、粗いほうが美味しい豆と細かいほうが美味しい豆がある。

    一杯用に挽くグラム数も豆によって変えたほうがいいし、水によっても味が変わる。

    これは、ベンディングマシーンが同じものである前提でのお話。

    実に奥が深いガリガリくん、コーヒー一杯にこんなに色々とあるなんて・・・と気付かせてくれる。

    このミルしか使ったことがないからよくわからないけど、リビングのインテリアとしても案外いい感じで、朝のガリガリ、電気使わないからエコでもあり、おすすめです。

    そして、大切に挽いた豆で淹れたコーヒーを会社に持っていくのに使うのがこちら。

    サーモスの携帯ポット350ml。このポットは蓋を開けたらすぐに飲めるところがポイントなのと、とにかく保温力がすごいこと。これぞまさにエコですねー。

    ちなみに自動販売機で買った缶コーヒーをこれに入れ替えてもいいんですけど、そもそも缶コーヒーは缶を持って飲めるよう温度が低いので入れ替えるとさらに温度が低く感じてしまってややNGです。

    点数は・・・

    ミルは、もうちょっと調整を簡単にできると良いので75点
    ベンディングマシーンは、デザインも洗練されてるし使い勝手も悪くないのだけど、ドリップのスピード調整やタンクが蓋を取って洗えないなど若干改善の余地ありなので65点
    サーモスの携帯ポットは優れものなので85点というところで!笑顔

  • 2007.05.24

    生き続ける革を大切に(保護クリーム編)

    メジャーの松井選手は、グローブなどの道具をとても大切にする選手で、メンテナンスも自分でするそうである。

    それは、彼が「すべてのものには魂が宿っている」と信じていて、思いやりを持って接していることの証。素晴らしい人だなぁ・・・とこれを知った時に思った。

    日本人は「禅」の思想が実生活の内部にまで浸透しているものだから、「自分でやること」の大切さを知っている。しかし、これが世界の常識ではないことをご存知だろうか?

    偉い人というのは、「自分のことは自分でしないからエラい」のである。
    そんなバカな、と思うあなたのマインドは「禅」の思想の上にある。禅は、生活そのものが修行なので自分のことは全て自分ですることが当たり前となる。だが、なんと、この発想は世界の常識ではない。

    ちょっと余談に入ってしまった。今回のテーマは「革」。

    革製品というのはフェイク物を除いて、豚さんや牛さん馬さん、トカゲさんたちがその尊い命を犠牲にして私達に体の一部を提供してくれた結果できあがったもの。ブタ馬カエル

    個人的にとても革が好きなことも手伝って、とにかく革製品は大切にしていたりする。

    そんな私が数々の革製品メンテナンス品をトライ&エラーしてきた結果、みなさんにお勧めするのがこちら(クリーナーのご紹介はまた次回)

    まずは、昔からある「ミンクオイル」

    これのお勧めポイントは、やはり天然素材による安心感と値段が安いこと。
    撥水効果も思った以上に高い。
    難点は、効果の持続期間が短いこと。使い方にもよりますが、一ヶ月はとてもムリ。とにかくマメにメンテナンスするのが苦にならない人におすすめの一品。値段を考えると70点はあげたいです。

    次は、コロンブス製のこの一品、レザークリスタル。

    これはスゴい。古くてゴワゴワになった革が塗るだけでしっとり。。。古い革を蘇らせたい場合、これがイチオシです。
    特に塗った後、乾いてからさっと一拭きした時のツヤもいい感じ。値段とのバランスとしては、90点というところで。

    最後は、値段もクオリティも現時点で最強と思われるこちら

    レザーマスター(Leather Master)のレザープロテクションクリーム。(犬が撮影を邪魔してキャップが見えてないです。)

    とにかく保湿力というか、効果の持続期間が長い。説明書には二週間に一度とかムチャなメンテナンス期間が記されておりますが、それは「へえ~」と読み流して、数ヶ月に一度(半年・一年も・・・)これでメンテしてあげれば、革が割れたりとかいうことはまずありません。
    ただ、撥水効果は思ったよりも期待できないのが残念。

    そして、冬に使った革製のジャケットなどは、タンスにしまう前にこれを塗ってからしまえば、次回使う際にもツヤツヤです。(ただし、防カビ効果は期待薄、湿気の多いところに保管するとカビます。)

    そんなわけで値段が高いことを考えると、80点というところ。。。

    革製品は大切にすればするほど深みを増して、愛着が湧くすごい日用品。
    木材が伐採されてからも生き続けるように革も生きているので、ぜひメンテしながら動物の皆さんに感謝しつつ使ってあげてください!

    ちなみにスエードやヌバックのメンテは、また機会をみて・・・(あまり納得感のある製品に出会えたことが無い。。。悲しい)

  • 2007.05.23

    CSRは企業と社会との共通言語

    スーパー広報術」というサイトのメルマガで「CSR広報の時代」という連載をさせていただいています。

    その内容を一部リメイクしてこちらに掲載いたします。

    ————————————————————

    最近、新聞などで見ない日はない「CSR」という言葉。しかし、その言葉を聞いて頭の中に浮かぶものは人によって実に様々です。それだけ社会には実体が見えていないものと言えます。
    各企業の真摯な取り組みの一方で、その実体が社会からは見えない「CSR」とは何なのでしょうか? 自社の取り組みを社会に知ってもらうために必要な広報とはどのようなものでしょうか?それらをみなさんと一緒に考えていけたら・・・と思っています。

    ■阪神・淡路大震災と暴力団の(C)SR■ 

    1995年1月に発生した阪神・淡路大震災の時、遅れた政府の対応の影で、山口組が被災者に対して積極的な支援を行い世の中を驚かせました。それに対する日本全体の論調はかなり否定的でした。
    「CSR」という言葉はまだ日本には無く、バブル経済によって花咲いたメセナによって、企業の社会貢献という言葉が社会に浸透してきていた矢先のことです。そのため、この行為も「暴力団の社会貢献」と表現されました。

    当時、日本財団のボランティア支援部という部署にいた私は、震災後すぐに現地入りしました。まだ余震も続き、街には焼けた匂いが充満する中を歩き回り、後に日本の「ボランティア元年」と称される、震災ボランティアの黎明を目の当たりにしたのでした。

    そこでは、たしかに多くの犯罪もありましたし、無秩序が支配する局面があったことも事実です。しかし、全体的に俯瞰すれば、やはり世界が驚嘆と畏敬を持って認めたように、神戸の人たちは大災害の中でも理性を失わず、人として生き、自衛隊からボランティアまで多くの方々が彼らを助けていたのです。

    ■関連記事(英雄列伝シリーズ)■

    自衛隊の奮闘

    背中にドクロのお兄さん

    そのような中にあって、組織的な動きとして社会貢献を行った山口組。彼らによって多くの被災者が救われたことは事実であり、少なくともこの部分については、これを社会は認めてあげるべきではなかったかと私は今でも思います。

    これは社会貢献という(C)SRの一側面の例ですが、どのような組織であれ、社会の一構成員である以上、そこに(C)SRは存在し得るのです。

    (C)SRの意味=本文中のCSRは、Corporate Social Resposibility の頭文字で、Cは企業です。SRは、企業は関係なく全ての組織(例えばNPOであっても) の社会的責任を意味しています。2009年の発行を目指しすISO26000では「C」が無くなりSRと謳われています。今後は徐々に、CSRより、SRという言葉を見たり聞いたりすることが増えてくるでしょう。

    ■CSRは企業活動の免罪符か?■ 

    「CO2を大量に排出する製品を製造・販売しておきながら何がエコだ、環境保護だ!」ということを言われる方がいます。たしかにもっともな意見です。それに対する企業の「CSR」は、この言葉の持つ納得感に打ち勝つだけの勢いを持っていないように感じます。

    それはなぜでしょうか? 一つの大きな理由は、「企業自身が自社のCSRにやらされ感を持っているから」ではないかと私は思います。CSRは、企業活動における免罪符などであってはなりません。
    CSRは、多くの企業が掲げている高邁な理念を土台として成り立つものであり、企業の存在価値そのものと言っても過言ではないのです。自分たちは何のために存在するのか、CSRはそれを証明してくれる社会との共通言語なのです。

    実際に、日本企業のCSRは、世界でも誇れるレベルにあります。コンプライアンスという言葉の持つ意味も法的尊守以上に社会倫理の尊守であり、不祥事を起こす一部の企業を除き、多くの企業はそれを当たり前のように実践しています。

    CSRというものの持つこれらの性格から、CSRは広告よりも広報として世の中に判断を委ねた結果知られていくことが最も効果があります。広告として打ち出していくと、逆に社会はなかなか受け入れてくれないものです。

    ☆──[ここがポイント]────────────────────

    │ 1.世の中の全ての組織に(C)SRは存在する
    │ 2.日本企業のCSRは世界でもトップクラス
    │ 3.CSRを理解してもらうには、広告ではなく「広報」

    └─────────────────────────────☆
    ■こちらもぜひご覧ください—————————————
    5万人メルマガ「Super広報術」にて「CSR広報」を月二回配信中!
    http://s-pr.com/mmag/index.php
    ————————————————————

  • 2007.05.22

    夢破れて山河あり(プッチンプリン編)

    みなさんも子どもの頃、きっとこんなことを思ったことがあるでしょう。

    ヤクルトを腹いっぱい飲みたい!

    プッチンプリンを腹いっぱい食べたい!

    「大人買い」という言葉の流行が象徴するように、昔は駄菓子屋でなけなしのお小遣いで買っていたビックリマンチョコを、オトナという財力に任せて箱ごと買うという傍若無人な振る舞いが社会的に認知されてしまう世の中、夢もへったくれもありません。

    そこに、さらに時代を象徴するようなプッチンプリンを発見!

    その名も「Happy プッチンプリン

    そして、もう一つは以前から発売されていた「Big プッチンプリン

    そして普通のプッチンと合わせて三つを「こりゃーすごい」、と、大人買いです チーン・・・

    ハッピーのボリューム、あり得ないくらいデカい(とりあえず写真ではヤクルトと並べて大きさをイメージしていただくこととしました。)

    富士山とエベレストくらいの差があります山

    だいたいにして、ハッピーは自らの重量で歪んでしまうという大人買いの私をあざ笑うかのような風体、正直あまり美味しそうではありません。(パッケージはデカくなっても裏面のポキッと折る部分の太さが変わらないところにこだわりを感じます。)

    Happyがエベレストなら、Bigはモンブランというところ・・・

    食べ始めるとその差はさらに強烈でした。

    食べても食べても減らない・・・そもそもデザート用スプーンで食べようという魂胆自体が誤りだったと途中で気付きますが、席を立ってカレー用スプーンに替える気にはもっとなれず・・・

    そんなわけで、「Happyプッチンプリン」、食べるとハッピーになれるというよりは、「夢は夢のままであったほうがHappyな場合もあるよね」と、教えてくれた逸品でございました。

    だけど、夢を叶えてくれたという点を評価して95点

    独断と偏見の百貨点」という新カテゴリを追加したので、第一弾を書いてみたけど、こんなんでいいのか・・・落ち込み