• 2008.02.29

    横山大観展

    2008年3月3日まで、国立新美術館で「横山大観展」をやっており、夕焼けきれいな国立新美術館に足を運んだ。

    国立新美術館に行ったのはこれが初めてだったので、新しいタイプの美術館を作ろうとした心意気の匂いがぷんぷんする美術館のたたずまいに「おおー!」という感じ。

    そもそも発想として常設展を持たないというのがとても割り切っていて良い。
    東京のど真ん中という恵まれたロケーションなら集客力も間違いがなく、むしろ常設展で余計なコストを定常的にかけ続けることを考えれば、そのコストを特別展に投入したほうがいい。

    横山大観という人は、個人的にとても好きな画家の一人だ。

    彼の画風をいちいち話すほど専門的な知識を持っているわけではないので、個人的な主観で言えば

    「波がいい」

    彼の描く絵の中で、特に「波」の描写がとても好きだ。

    【朝日新聞ウェブサイトより】