• 2010.01.17

    あれから15年

    あれから15年の月日が流れたと思うと、不思議な思いにとらわれる。

    以来、神戸の街には幾度か足を運ぶ機会があった。今では震災があったことなどにわかには信じられないほど、街はかつてのにぎわいを取り戻している。

    しかし、自分の中では、やはり神戸はあの震災の記憶のほうが強い。

    ■君こそ英雄 (私の神戸関連ブログ記事)■
    http://blog.canpan.info/cosmo/archive/11

    ■君こそ英雄2 (私の神戸関連ブログ記事)■
    http://blog.canpan.info/cosmo/archive/15

    埃臭さの中に時折交る焼けた街の臭い。喧騒と静寂が同居したようながれきの山の上に抜ける澄んだ青い空。

    夜になれば山のほうから、にわか雨に洗われたアスファルトのような臭いが、冷たい強い風と共に運ばれてくる。

    なぜか視覚的な感覚よりも嗅覚的なところで記憶が強く残っている。自分にとっての神戸とは、そんな街だった。

    視察の時に、とある重度の身体障害をお持ちの方のお宅に伺うことがあった。

    障害を持った身で被災者となることの心細さは健常者以上だろうと思っていたら、その方は、元々不自由だからたいして変わらない、と言っていた。自分にとっては何かショックな一言だったが、その理由が当時の、公益に興味がほとんどなかった自分にはよくわからなかった。

    今はよくわかる。

    そんな自分が、企画して立ち上げたCANPANというウェブサイトは、昨年から「CANPANプロジェクト」として、単なる情報インフラの枠を超え、社会課題解決のためのソリューション提供のプロジェクトになった。

    その一環として協力したのが今日のイベント、「ユニバーサルベンチャー・ビジネスプランコンテスト」である。

    ■ユニバーサルベンチャー・ビジネスプランコンテスト■
    http://universal-venture.jp/

    障害をお持ちの方が、自らが起業するためのビジネスプランを考えて自らプレゼンをする。
    これは本当に素晴らしいきっかけを生み出す可能性のあるコンテストだと思う。

    今回は第一回目、まだまだこれからの部分もあるが、可能性に期待したいし、このコンテストが進化していくことで、また社会の大きな課題の一つが解決に向かっていくことだろう。

    15年前のあの震災は、部落問題をはじめとする災害とは直接関係のない様々な社会課題も浮き彫りにした。

    その課題に正面から向かい合いがんばる人たちが神戸にいた。
    その人たちを見て、「ボランティア元年」という言葉も生まれた。

    この定義は正しくないと思う。あの、日本人が経験したことのない近代都市の大震災の中ですら、日本人は人間としての尊厳を失わず、都市はそれなりの秩序を保っていた。

    そんな日本人は、世界に向かって日本人であることを誇りに思っていい。
    だから、元々日本人の中にあった助け合いの精神をボランティアと呼ぶのならそれもいいだろうが、それを元年などと定義づけるなど、全く無意味だ。

    それはともかく、障害を持っているから起業してはいけないなど誰も決めていない。障害を持っているから社会から助けられ続けて生きていくしかない。そんな風に定義してしまうのは健常者のエゴだろう。

    そんなことを証明してくれるような素晴らしい企画とアイディアで本当に起業し、ビックビジネスが立ち上がる日を楽しみにしている。

    今日という日、または今年が、まさにユニバーサルベンチャー・ビジネスの「元年」になってほしいと切に思う(笑)

    ファイナリストのみなさん、本当にお疲れさまでした!笑顔

    そして、神戸の震災で犠牲となられた方々のご冥福を、心よりお祈りいたします。

  • 2010.01.13

    ヒルクライム「リサイタル」

    昔からRapも好きで、ブログのタイトルキャラ「Yo_カッパ」の「Yo」がそこから来ていることはあまり知られていない(今まで言ってないし・・・汗)

    よかったよかった、という意味での「ヨカッパ」をRap風に言うと「Yo_カッパ」だなぁと、実にくだらないネーミングによって登場したユルキャラだ。

    ■ゆるキャラ登場記事■
    http://blog.canpan.info/cosmo/archive/1

    それはさておき、最近は、ちょっとRap界から遠ざかり気味だったのだが、久しぶりに気になるRapユニットが・・・去年レコード大賞やら有線大賞やらで新人賞を総なめにしたヒルクライムギター

    このヒルクライムの1stアルバム「リサイタル」が出たので聴いてみた。

    元々、メタルやハードロックジャンルで好きなバンドもそうなのだが、メロディアスなものが好きなので、ガチガチのRapとは言えないヒルクライムは好きな路線だ。

    「春夏秋冬」などは、もちろん良いが、全体を通してメッセージ性に富んだ歌詞をメロディアスに溢れたRapで歌っていて、さらに気に入ってしまったまる

    純粋な意味でRapそのものとは言いにくいので、ガチガチ系が好きな人にはオススメしないが、その分、Rapが苦手な人にも聴きやすいと思うので、ぜひ聴いてみてほしい笑顔

  • 2010.01.09

    テキサスバーガー

    マックから新発売される予定の「テキサスバーガー」の先行発売がされていたので、思わず買って食べてしまった・・・今年はジャンクフードをやめようと思っていたのに・・・落ち込み

    こんな新しもの好きな性格の人間は、数多くの誘惑と困難に立ち向かわなければならない人生を送る・・・と、たかだかハンバーガー一個を買うために列に並ぶ自分に自問自答していた困った

    構成は、ビックマックタイプで、間にセカンドブレッド(そういうのかどうかは知らないが)が挟まっていて、下にはパティ、上にはベーコンが乗っている。(写真参照のこと)

    で、結論から言うと、テキサスバーガーは、美味しいことは美味しいけど、なんかこうテキサスな感じがしない・・・うまく言葉にできないが、日本人が日本人向けに作った感じ国旗

    たぶん、パティの主張を覆して、ナメリカンな感じを醸し出す強さが、ベーコンやソースに無いのかも落ち込み

    テキサスは関係ないけど、ベーコンの主張力的には、ベーコンレタスバーガーは、その点バランスが良い。

    ということで、このバーガーは、60点くらいかなぁ・・・

    とはいえ、今年もまたジャンクフードを食べてしまうかも・・・と思いながら美味しくいただきましたすいません

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    だいたい新しいもの、特に電化製品はファーストエディションを買うと失敗する。
    たいていそのあとにもっと優れたものが、さらに安くなって登場するから・・・
    それでも買ってしまうのが「あたらしもの好き」の欠点・・・
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  • 2010.01.09

    なんちゃってコーラ

    世の中には「とりあえず、ビール」という言葉があるが、コーラ界には「なんちゃってコーラ」なる飲み物があることを発見ジョッキ

    それがこちら。

    一見、タバスコを思わせるペットボトル(500ml)であるが、よく見ると「COLA」と書いてあるめがね

    完全にシャレで作った飲み物であるので、シャレで飲んでみたところ・・・

    まずっっっ!
    困った

    なんでタバスコテイストに仕上げているのかわからない味だし、甘いわけでもないし、なんだこれは・・・

    えと、タバスコに似せた努力のみを買いまして、5点

  • 2010.01.08

    アメトーーーーーーク!を大谷晋二郎さんと見るの図

    久しぶりの英雄列伝カテゴリのコンテンツは、大谷晋二郎さんの登場です笑顔

    大谷さんと言えば、プロレスファンで知らない人はいないだろうという有名人。
    でも、プロレスに興味がない人は全く知らない人・・・だと思う。

    自分が子どもの頃というのは、プロレスはまさに一大ブーム、夜8時のゴールデンタイムにテレビ朝日で放送されていたプロレス中継は古館伊知郎さんの過激実況もあり、少年たちは燃えに燃え、自分もそんな一人だった。そんなブームも今は昔、今ではプロレスは本当にマイナーなスポーツになってしまった悲しい

    正直、自分も数年前に東京ドームに新日本プロレスを見に行って以来、全くプロレスからは遠ざかってしまっていた。

    そんな自分が、テレビ朝日では7年ぶりとなるゴールデンタイムのプロレス放送(だそうな・・・)を、新橋の炭火焼鳥屋さんの「山しな」さんで大谷さんとリングアナウンサーでもある沖田佳也さんとご一緒にワンセグで見ることになろうとは・・・まる

    ■ほろ酔いの大谷さんとノンアルコールの沖田さん■

    このアメトーーーーーーク!を見てくれた皆さんは、なぜCANPANの企画統括責任者の自分が大谷さんと一緒にいるのか、わかってくれると思うのですが、大谷さん、沖田さんの「自分たちのプロレスで世の中を元気にしたい!」という熱い思いに感動したからです。

    この放送がやっている間、お二人のケータイは鳴りっぱなし、そのほとんどが「感動した!」という電話やメールでした。

    なんでプロレスなんか見て感動するの?」と思う人のほうが世の中は多いと思う。
    その理由を、CANPANを通じて皆さんにお見せしたいと心底思った夜でした(笑)

    ここで理由をくどくど語るより、「ゼロワン×CANPAN」が何をするかを見ていてもらったほうが早いと思うので、どうぞお楽しみに!キラキラ

    また一つ、世の中は確実に良くなります、このコラボで。

    最近、CANPANを通じて本当に素晴らしい方々との出会いがあります。
    大谷さん、沖田さんは、そんな方々のお一人です。

    2010年は、いい年になりそうです。

    最後にちょっと(ホントはかなり)感動したこちらのブログ記事・・・

    http://otanishinjiro.blog.players.tv/article/34610080.html

    このお客さんというのが私・・・本当にありがとうございますすいません

    大谷さん、沖田さん
    今日は突然のぶっ飛んだ企画書を真面目に読んでくれてありがとうございました!
    ぶっ飛び過ぎなところは、私の熱い思いだと思っていただければ・・・落ち込み