2015.06.26
いよいよ、クリエイターのみなさんによる社会貢献アートイベント「Tシャツアート展 Final」がはじまります。
10年間にわたる活動、それに長らく携わらせていただき、たくさんのクリエイターの皆さんとお会いすることができました。
彼らを見ていて感じてきたことは、自分の持っている才能(クリエイティビティ)への飽くなき挑戦と、それを社会のためにもっと何か使えるのではないか、という熱い思いです。
振り返れば、自分が「世界を変えるデザイン展」や「未来を変えるデザイン展」で「デザイン」という言葉にこだわり続ける理由の一つをこれらの方々から学んでいたのではないかと思います。
自分は、社会の中でイノベーションを起こすトリガーはクリエイティブが担っていると思っています。
社会制度や仕組みを変えることだってクリエイティブ。デザインという言葉も、日本ではプロダクトデザインのような狭義の意味で考えることがまだまだマジョリティですけど、本来の意味が理解されて使われ出しています。
クリエイターという言葉も、きっとその意味と役割はどんどん拡がって社会を変えるきっかけを創っていくんだと信じています。
そういう意味において、10年間で600人以上のクリエイターの方々が、この社会貢献アートイベントに関わっていただけたこと、こんなにもたくさんのクリエイターの方々がこういう領域に関心を持ってくれていること、これらに何か新しい可能性とその未来を感じずにいられません。
東日本大震災の時、本業を放り出して被災地をキャラバンして絵を描くことを通じて被災地の子ども達のメンタルケアを行ってくれたアーティストの皆さんの行動に感動したことなど、忘れられない思い出が詰まっているTシャツアート展、私も審査員という大役をいただき楽しみにしています。
最終日となる7月5日にはイベントも予定されているので、ご予定がつく方はぜひ!
みなさんとお会いできるのを楽しみにしています
■Tシャツアート展 FINAL公式ページはこちら■
http://jmaa.info/web/?page_id=325
2015.06.17
日本の文科省が本気で日本の教育を変えたいと思うなら、次の日本を担ってくれる人材を育成したいと思うなら、こういうところにアイディアを求めていく必要があるんじゃなかろーか・・・
人類史上、おそらく今が種としては最盛期でありながら最も困難な時代を迎え、そしておそらくはこれからもっと困難な時代へ突入せざるを得ない、このままなら。
そんな時代が予測されている中で、次の世代のための教育はどうあるべきか?
このまま「あとはよろしく!」と大人たちが退場していくのはあまりに無責任過ぎやしませんか、と思うわけです。
そんなこんな時代の中で、全てはこれからとはいえ、それを解決できる人財を育成できる可能性をこの学校には感じてしまう。
イーロン・マスク氏、なんだかもうホントすごいっす。彼を「実業家」とかいう一つのカテゴリーで表現するのは意味無いよなぁと。
■イーロン・マスクが学校を設立した理由■
http://elongeek.hatenablog.com/entry/2015/05/23/213923
2015.06.12
100年に一度の豪雨やら、50年に一度の豪雨やらが毎日のように日本を襲い、暗いニュースが後を絶たない中、日本がめでたく「化石賞(Fossil of the Day)」でなんと三冠、グランドスラムを達成するという偉業を成し遂げました!
これは、気候変動問題に取り組むNGOである気候変動アクション・ネットワーク(Climate Action Network =CAN)がCOP開催に合わせて、気候変動問題に対して前向きな動きをしない国などに贈っている不名誉この上ない賞でございます。
そのアワードで日本がまさかの総なめ・・・情けないことこの上なし・・・
環境技術大国やら、チームマイナス6%やらチャレンジ25やら、いろいろありましたけど、結局これかい、と。
再生可能エネルギー分野においてもいつの間にやら後進国。最近の日本は本当にダメダメな国へのシフトがハンパない。
こういうカッコ悪い国は全く美しくないわけで、安倍さんの言う「美しい国」ってどんな国なんだろう・・・環境政策もその中に入ってたはずなんだけど。
■Fossil of the Day■
http://www.climatenetwork.org/fossil-of-the-day
2015.05.23
AFPBB Newsによれば、フランスでは大手スーパーマーケットに対して売れ残った食品の廃棄処分を禁止する法案を全会一致で可決したとのこと。
■AFPBB News■
http://www.afpbb.com/articles/-/3049510
本記事によれば、今後、大手スーパーは食品廃棄を防止する対策を義務付けられて、売れ残った食品でまだ食べられるものは慈善団体へ寄付するか、家畜の飼料や農業用の堆肥に転用しなければならないそうな。
そしてまた、全店において食品寄付を行っている慈善団体と契約を結ばなければならないというおま
け付き。
フランスと言えば食料自給率は110%超え、農業大国で知られているわけですが、同時にフランス人1人当たりの1年間の食品廃棄量は20~30キロで、そのコストは最大で年額200億ユーロ(2兆7000億円)にも上るという食料廃棄国でもあったというわけですね。
フランス政府としては2025年までに食品廃棄量の半減を目指してのこの法案ということで、全会一致というのは滅多に無いことだそうです。
これは本当に素晴らしい。
世界では10億人が飢餓で苦しみ、5秒に一人の子どもが餓死していると言われる一方で、これだけの食料が捨てられているという事実がある。
日本人の中には、そんな飢餓に苦しむ子ども達のために寄付している方がたくさんいらっしゃる。
これもまたこれで素晴らしい。
が、しかし。。。
そんな日本、スーパーに並ぶ食品の6割近くは輸入品。その量、年間で5000万トン以上。
さらにその3割近くを捨てていて、その量、2000万トン(ホントに?!)
2000万トンのすごさたるや…WFPによる世界の食糧援助の総量は470万トンだそうなので、その軽く4倍、途上国なら5,000万人分にもなる穀物量が廃棄されているということだそうで。。。
さらにさらに、その半分以上にあたる1000万トンが家庭から捨てられていて、残飯の総額は、全体で年間11兆円!(旧科学技術庁「資源調査会第123回報告」より)
これは日本の農水産業の生産額とほぼ同額で、その処理費用で、さらに2兆円が使われていると。
その廃棄率は、世界一の消費大国のアメリカをドーンと上回って世界一。日本ほど大量に食糧を輸入しながら、廃棄を続けている国はない、と。
先ほどの飢餓問題も、世界で穀物は24億トン生産されていて、その量は世界中の人たちが必要な量の約2倍生産されている。
つまり食べ物は足りていないわけではなく、適切に配分されていないだけ。
一方では大量廃棄、一方では大量餓死・・・
うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる、と言ったのは、相田みつを氏。
まさにそのとおりなんですよね。
ちなみに、これからの気候予測によれば、砂漠化が進むことで農業生産量は減少し続け、飢餓に
苦しむ人たちの数はどんどん増える。
まずは自分の目の前にある食べ物を無駄にしないことからくらいしか個人にはできないけど、なんともやりきれない。
フランスに見習って、せめて日本の政府も早くこういう動きをしてほしいもんです。
2015.05.20
CSRコンサルタントの安藤 光展(あんどう・みつのぶ)さんが手がける「CSR Meetup」、様々な企業の方を毎回お招きしながらダイアログを行うイベント(?)です。
■CSR Meetup Facebook ■
https://www.facebook.com/groups/288972971127467/
こちらの第7回のテーマが「コミュニティ」ということで、お声掛けをいただきましてお話しをさせていただきました。
当初は、私の話を聞きにどれだけの人が集まってくれるのか…などと不安がっておりましたが、なんと満員御礼…感謝感謝です。
これは参加されるみなさんにとって役に立つ話をしなければ、といつも以上に気合いを入れて臨みまして、皆さんと約二時間、情報交換などもさせていただきました。
このような場に来られる方々が会社に戻り、周りの無理解などにも苦しみながらも自社のCSRを本質的なものに近付けようと尽力される。
私としては、そのような方々をなんとか側面支援してCSRに取り組む価値を上げるということをサポートしたいなぁといつも思います。
安藤さん、素晴らしい場にお招きいただきありがとうございました!
またご多忙の平日の夜にも関わらずご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
イベントの詳細はCSR Meetupのホームページをぜひご覧ください。
■第7回 CSR Meetup■
http://andomitsunobu.net/?p=9954
2015.10.06
2015.09.12
2015.08.25
2015.08.15
2015.08.14
2015.08.04
2015.07.16
2015.07.16
2015.07.13
2015.07.05
2015.06.26
2015.06.17
2015.06.12
2015.05.23
2015.05.20
2015.02.20
2015.02.16
2015.02.05
2015.01.19
2015.01.15