• 2006.01.13

    協働環境調査報告会 in 札幌

    IIHOEの企画にCanpanが協力させていただいている全国協働環境調査報告会、仙台に続き札幌でCanpanを紹介させていただきました!

    内容の詳細は「自治体とNPOとの協働環境調査ブログ」のほうで記事を上げていただいているので、こちらをご覧ください

    札幌での一番の収穫は、報告会終了後に北海道NPOサポートセンターの皆さまをはじめ、札幌ですばらしい活動をされている、まさに現場のキーマンの方々と情報交換の場を持てたことでした

    この場で、やはりCanpanの大きな役割の一つとして、助成する側と助成を受ける側との「橋渡し」を期待されているとの思いをあらたにしました

    2006年のCanpanはさらに機能を充実させ、社会のインフラの一つとしての機能を果たせるようにしていく予定ですが、その柱の一つがこの「橋渡し」です

    具体的な例としては、Canpanに団体登録をしている団体は、助成金の申請書に団体情報を添付する必要を無くすというようなことです
    Canpan登録団体」と申請書のある部分に書いておけば、助成する側が審査の際にCanpan内の当該団体の情報を見て、「本当にこの団体は存在するのか」「過去にどんな助成を受けているか」「今、どんな活動をしているか」「収支状況は?」「どのくらい情報公開しているのか?」などを申請団体側の能動的な情報提供によってリアルタイムでCanpanから取得することができます

    このメリットは、申請団体にとっては、申請書から団体情報を書く手間を省けるというようなメリットもありますが、一番大きいのは、自分たちの組織の存在の有無はもとより、Canpanブログを通じて毎日の活動内容なども明らかにすることで、団体のアイデンティティを確立できることです

    そこにはもちろんITに疎い団体は取り残されるのか?というデジタルデバイドの問題もありますので、注意は必要です

    逆に助成側のメリットは何か?
    それは申請団体の情報取得は当たり前ですが、Canpanという共有のプラットフォームであれば、串刺しして他団体との様々な比較もできますので、申請事業に助成するかどうかの判断材料についてより緻密な情報を得ることができるようになります。

    これらは、多くのCanpanユーザの皆さまにも大きく関係する機能と思われますので、もう少し具体的になってきた段階でみなさまに詳細をお知らせします

    いずれにしても、この札幌のミーティングで、現場の皆さんから生の声が聞けたことがとてもうれしかったです

    それにしても・・・札幌は寒いっ!困った
    この日の「最高」気温はマイナス3度・・・久しぶりに顔面が痛いというのを感じながら札幌をあとにしました・・・飛行機

    ご協力いただきました北海道NPOサポートセンターさんはじめ皆々様、ありがとうございました

    次回はもうちょっとゆっくりお話しをうかがいに参ります!

    色々なお話しをしてくださったNPO法人 札幌チャレンジドの加納さんのブログはこちらです
    TBさせていただきますー!

  • 2006.01.12

    協働環境調査報告会 in 仙台

    IIHOEの企画にCanpanが協力させていただいている全国協働環境調査報告会in仙台でCanpanを紹介させていただきました!

    内容の詳細は「自治体とNPOとの協働環境調査ブログ」のほうで記事を上げていただいているので、こちらをご覧いただくとして、私の個人的な感想としては、過去の大阪、横浜、の三ヶ所と時間的には三時間と一緒でしたが、「せんだいみやぎNPOセンター」の加藤さんがコーディネーターとしてご参加されていたため、非常に密度の濃いものになっていて、この回に参加された皆さまはとてもラッキーだったなぁ・・・ということが一番の印象でした

    また、多賀城市の総務部市民活動推進室の吉田さんという方が行政の立場を踏まえた上での協働について発表をされたのですが、このような方がもっと行政側にいてくれたら、日本も変わるなぁと思いながら発表に聞き入りました

    その後、近くの中国料理屋さん「鈴鈴(Rei-Rei)」で夕食会を行いました
    ここでの会話はとても興味深い内容てんこ盛りで、協働環境調査報告会もさることながら、むしろ夕食会のほうが私の中でストライク、Canpanでできそうな様々なアイディアをいただきました
    2006年度はこれらのアイディアを何とか形にしていきたいと思っています

    今、Canpan運営事務局で検討しているのが、「Canpan説明会」の開催です
    これはCanpanの使い方について、Canpan運営事務局から皆さまに説明をさせていただく会で、セミナー形式で行うようなものを考えています
    これに参加すれば、Canpanを自分たちがどう使えばいいのか、団体のためにどのように使えるのかなどを操作方法なども含めて理解できるようなプログラムにしていきたいと思っています

    このセミナーのオープンニングアクトとして、加藤さんや川北さんはもちろん、Canpanエディターの方々にご参加いただいて、パネルディスカッションなどを行っていただくようなものをシリーズ化していきたいと思っています
    この夕食会で、そのテーマなどについてのインスピレーションをもらいました

    皆さん楽しみにしておいてください

    それにしても、加藤さん、川北さんはホントに忙しすぎる・・・これを何とかしないといけないということで、何とかCanpanを使って、さらにCanpanユーザにとっても助かる形でサポートしていきたいと思っています

  • 2006.01.01

    あけましておめでとうございます

    皆さま、あけましておめでとうございます
    今年もよろしくお願いいたします祝日

    新年はいかがでしたか?
    私の年末年始は体調を崩してしまい寝て過ごしました・・・

    例年になくどうしようもない新年のはじまりでしたが、こんなのんびりと寝て過ごす機会はなかなかないので、10数年ぶりに「平家物語」を読み直しました

    すると葛飾北斎氏に会う、じゃないですが、これがまた新しい発見がたくさんあるんですね

    以前読んだ時は、物語の中に占める小松殿こと平重盛の役割についてとても軽んじていた部分があったのですが、それが180度変わってしまったり、後白河法皇への見方が変わったり、あとは貴族のいやらしい部分が見えたり、白拍子を見る目が変わったり・・・
    そして、平清盛個人に対する見方が変わったことが一番大きかったかもしれませんです

    彼はあの当時にして国際都市神戸を意識していた唯一の日本人だと、気付きました
    その壮大な構想を彼の息子たちや周りの人たちは誰一人(おそらく唯一小松殿が理解し得たかもしれない)気付けず、そのために平家のなすべきことを何一つサポートしてあげられなかった
    まさに人がいなかったとしか言いようがないのですね

    歴史に「もし」は禁物ですが、もし彼の構想を理解して動く人が他にいたら、鎌倉時代はたぶん来なかった、その後の歴史も間違いなく全く違う道を歩んだと思います
    そして、もし今、彼が生きていたらどんな日本を造ろうとするんでしょう

    平家物語全体に漂う無常観への気づきも含め、歳を取るというのも悪くない、と思った年始となり、今年の目標はできるだけこういう本をたくさん読もうということに決めました

    Canpanもまた、「人」

    Canpanも今年は開設二年目、よりユーザの方に役立つサイトに発展できるようがんばって
    いきますので、みなさまもぜひご意見をCanpan運営事務局までお寄せください!
    今年もCanpanはユーザのみなさまと共に進んでいきたいと思います!