• 2007.12.28

    一足早いお参り

    今日は、御用納めの日である。

    今年一年本当に色々なことがあって、ずいぶん仕事をしたような気がするが、何も進んでいないような気もして、なんとなく何かやり残したような、そんな気分になる。。。

    システムメンテの担当だった頃はまさに今日、皆の仕事が早々とはけてからがメンテナンスの本番で早く帰れるなどあり得なかったが、ここ一、二年ほどはその業務から解放されたこともあり早く帰ることができる身分になった。

    そこで、自分の決め事として御用納めの日はあちらこちらを歩き回ることにしている。

    あちらこちらと言っても、神社と寺社巡りである。

    基本的に神様を信じてはいないが、先人が残した気持ち、または文化というものに対して敬意を払う意味でお参りすることにしている。

    今年はまず、上野に足を運んだ。

    28日とはいえ平日の夕方、人の姿もまばらでとてもいい感じの静寂である。

    上野駅の公園口を出て上野動物園方面に歩いていくと遊園地(?)があり、そこから参道が始まる「上野東照宮」がある。

    この東照宮は、かの藤堂高虎の建立によるもので徳川家康・徳川吉宗・徳川慶喜の三公を祀っている。家康公は日光東照宮から江戸の地を護るとされているが、ここにも由緒正しく祀られているようだ。

    とりあえずは、江戸を護る先人に挨拶・・・

    続いてどこにするか迷ったが、やはり神田明神じゃないかと思い、そちらに移動。

    こちら「天野屋」で甘酒などいただきつつ、神田明神をお参り。
    天野屋の甘酒は本当に美味しいので、機会があればぜひお試しのほど笑顔

    ここは、かの平将門公を祀る神社である。将門公については諸説あるが、私は個人的に彼は関東の民のことを考え続けた立派な為政者であったと思っている。
    なので、江戸よりも広域を護り続けた先人ということで、上野から神田に移動したというわけです。

    で、次はどうしようかと迷った挙句、なぜか浅草方面に行くことに・・・えらく効率の悪い異動の仕方をしていると自分でも思いつつ、とりあえず移動・・・

    すっかり日も暮れた浅草寺はなかなかいい雰囲気である。これがあと数日も経つととんでもないごった返し状態になる。その前にお参りに来るというのは、そんなに悪くない。

    もし神様がいるとして、31日じゃないとダメとか、元旦じゃないとダメとか、そんなどこぞの役所みたいな了見の狭いことを言うことはなかろうと思う。だって神だもん。

    むしろお店もそうだが、ヒマな時に来てくれた人に手厚くするものだと思うが、神様はどうなのだろうか星

    それはともかく、要は人の心のけじめとして、個々人がいつがいいかを決めればいいのじゃないかと思う。ぶっちゃけた話で言えば、自分の誕生日がその人にとっての新年でいいんじゃないか?
    ポータルサイト風に言えば、「MY 新年」みたいな・・・汗
    最近はそんな風に、思う。

    (明治神宮の元旦なんて、駅からお賽銭入れるまでに一時間半以上かかるらしく、しかもお賽銭箱は巨大な青いビニールシート、御利益もへったくれも無いと思うのだが・・・)

    で、浅草寺で、もうやめようと思ったが、どうしても夜の将門公の首塚を見たくなって大手町に移動することにした。

    この続きはまた明日書くことに・・・ホントにヒマ人みたいな気がしてきた・・・困った