2007.12.05
ビジネスマンの基本グッズといえば色々とあるが、その中でも「名刺入れ」は重要アイテムだと思う。
その人を体現しているような気がするからだ。
というわけで、今日は私のこだわりグッズ、名刺入れのご紹介
こちらは、なんと戦闘機などにも使われている素材ジュラルミンでできた名刺入れである。
メーカーとかがよくわからないのだが、「AirCraft Technology」と書いてある・・・
ジュラルミン製のアタッシュケースやスーツケースはあるが、名刺入れにジュラルミン・・・
なぜジュラルミンである必要があるのか・・・
はっきり言って必要性ない(ぴしゃり)
しかし、このなんだろう、「意味ないけどジュラルミンで名刺作っちゃおうか」的な発想が大好きである。
G-Shockも200m防水とかあるが、200mも腕時計して潜水する人が果たして世の中にいるのか? そんな感じのオーバースペック度合い。
そして何より、センスが良い。
いくらコンセプトが良くてもデザインがNGなら、その製品は残念ながらNGだ。
このデザインには使い勝手という面も含まれるが、その点でもこの名刺入れは優れている。
まず、筐体が厚くて名刺が40枚も入る。名刺交換が多い自分にはとてもありがたい。
そして、名刺を取る時にすぐに取れるような形状に加工されているので使いやすい。
そんなわけで、普段の持ち歩きにはジュラルミンメインのシルバーを、事務所に置いておくものは革のカバーのようなものをかぶせたものをそれぞれ使うべく、二つも買ってしまった。
そのくらい好きなので、85点!
唯一の難点は、シルバーのほう。名刺の端っこがジュラルミンの素材で汚れ気味になってしまう・・・
2007.11.20
しばらくブログを書くヒマもないほどバタバタの日が続いた。。。
気づいたら、とても恥ずかしい記事更新の状況になっていたので、これからは気楽に更新をしていこうと思いつつ、情報発信をがんばろうと、CANPANのブログ大賞を見ながら思った。。。
書きたいネタはたくさんあるのだけども、それを言の葉にのせて世に送り出す状態に構成することが大変なのだ。
自分の言ったことに責任を持つということもあるだろうけど、時間をかけて自分のブログを読んでくれる人に何を提供できるか、それがひっかかりのポイントだったりする。
と、そんな難しいことを考えているとただでさえ頭の回転が鈍いのに、ますます鈍くなってしまうので、あまり考えないことにした
ということで、これからもYo_カッパはただようイルカのようにやんわりいきます(笑)
2007.11.19
「スーパー広報術」というサイトのメルマガで「CSR広報の時代」という連載をさせていただいています。
その内容を一部リメイクしてこちらに掲載いたします。
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■市民は「CSR」を知らない?!
前回の号で、日本初の市民が選ぶCSR大賞のことを書きました。その栄光ある第一回のグランプリ受賞企業は「サッポロホールディングス株式会社」(以下、サッポロ)です。CSRという分野では初めての受賞ということでした。
この授賞式の模様は下記のURLでご覧いただけますので、ぜひご一読いただければ幸いです。
■「CANPAN 第一回 CSR プラス大賞」授賞式詳細はこちら■
http://blog.canpan.info/csr2007/
このコラムで何度も書いていることですが、CSRは企業が求められていることではあるものの、これらに取り組むことは大変なことです。その大変なことに取り組んでいる企業を「市民が褒める」ということを形で表したのがこの大賞です。
市民が褒める企業のCSRは、すなわち「市民に受け入れられるCSRとはどういうものか?」、「関心の高いCSRはどういうものか?」を端的に表現したものになります。
サッポロがグランプリを受賞した背景として、当然のことながら情報公開度が高いことはベースとしてあるものの、それに加え、市民の側から純粋に企業への応援という側面が強かったことは否めません。
それは、投票時にサッポロに対して寄せられた市民のコメントから明らかになっていますが、やはりサッポロのようにB to Cの企業のほうがどうしても市民からは身近に感じられてしまうということで、来年以降の大賞の課題です。
これらは、見せ方次第で工夫の余地がありますが、問題は、2万を超える投票者数の70.4%の方が「CSRという言葉をこの投票で初めて知った」と回答していることです。
つまり、ノミネートされた33社の中から自分の好きなCSRを行っている企業を選んで投票するというアクションを起こしてくれるような方ですら、「CSR」という言葉が全く身近ではないということです。
毎日のように新聞紙上に掲載される「CSR」という文字は、CSRに関心を持つ方々には届いても、市民にとっては関心を持てない言葉の羅列であるということを証明した一つの結果とも言えます。
企業の方とお話しをさせていただくと、「CSRというアルファベット三文字がよくわからない」ということをよく言われますが、これはそのまま市民にとってもそうなのだということをあらためて確認でき、日本にCSRが定着する上で根源的かつ最大のネックであるという思いがさらに強くなりました。
かといって「企業の社会的責任」という言葉はあまりにもCSRの持つ一側面だけにフォーカスが当たり過ぎており、企業の積極的な意思が入る余地がありません。本当のCSRは企業が社会に受け入れられて共に繁栄するためのキーなのですから、「責任」だけでは不足もいいところです。
それ故に、企業理念であるとか、企業のCSRに対する具体的な取り組み自体を広報していくことがCSR広報という視点から見ると最も重要であるということになりますが、その場合、CSRという文字を使う必要もないかもしれません。
(「CSR」を知る方のために併記がベターですが・・・)
一方で、市民は「CSR」という言葉を知らなくても、このような投票を行うモチベーションを持っているという事実は注目すべき結果です。これらを踏まえアンケート結果をもう少し掘り下げて見ていきましょう。
■市民とは誰か?
社会、世論、市民、そして機関投資家など、影響力が高そうなこれらの言葉には具体的な顔というものはありません。実体が非常に見えにくいのにも関わらず、無視しておけないこれらを把握する一つの手法が統計です。
統計学的には、サンプル調査で100の単位でのアンケート結果でもってマクロとしての動向を表していると言えるそうですが、そのサンプル数が多ければ多いほど実態に近づくことは言うまでもありません。
市民が選ぶと銘打った「CANPAN 第一回 CSRプラス大賞」の目標投票数は1万人でしたが、結果は2万人を超えました。したがって数的には「市民が選んだ」と言って間違いではありません。
次の問題は、「その投票者はどのような属性を持つ人たちなのか?」ということです。これを見ていきましょう。
まず男女構成比は、このようなアンケートでは通常女性の比率が高い特徴がありますが、今回は「男性58.4% 女性41.6%」でした。これは、CSRに関心のある人に絞って実施した場合、この比率はおそらく逆転することでしょう。それだけに面白い結果です。
また、投票者の居住地分布は、ほぼ日本の人口分布と同じであり、全国から投票があったということを裏付ける結果となっています。
年齢は、ウェブによる投票ということで、30代が最も多く34.0%、続いて40代が29.3%、20代と50代はそれぞれ0.1%違いの15.1%と15.2%でした。そして、職業は、会社員がトップで45.7%、専業主婦が16.5%で二位です。この結果は少し課題があるかもしれません。つまり組織票があり得るということです。
実はこの組織票というものをどうするか、ということを私たちは課題としていました。大企業がドンと社員に「わが社に投票するように」とお達しを出したら、結果はあっという間に覆る可能性を秘めているのです。
そこで、ドメインとして該当企業のドメインが大量に入ってきた場合、それがあまりに露骨な場合は、無効とする必要があるかもしれないと考えていましたが、実際にはそのような投票はありませんでした。
その一方、ノミネート企業が社員に投票を促すこと自体は実はとても大切なことです。それは、私が以前からこのコラムで書いている「社員に自社のCSRを広報する」ことを実践することであり、CSR広報的には非常に有益なことだからです。
広く社会に自社のCSRを知ってもらう前に、まず自社の社員がそれを正しく理 解していることがとても大切です。正しいCSRへの取り組みは間違いなく社員の働くモチベーションを上げますから、結果として売上の向上につながるのです。
大企業にありがちなこととして、CSR部門だけがトップの意向を受けてCSRをがんばって進めている一方、広報部門などはCSRに全く関心が無いという皮肉な状態が放置されていたりします。
その広報部門が自社のCSRの取り組みのCMを作るのですからピントがずれていても当然です。CSR部門の方は歯がゆい思いをされていることでしょう。
したがって、このような投票に自社がノミネートされていることの周知も含め、その投票に社員を積極的に参加させることは理解のための手法として効果的なのです。
その場合、社員は当然他のノミネート企業がどんなことに取り組んでいるのかを必ずチェックしますので、それによって自社の取り組みを理解すると共に、自社の取り組みを第三者的に比較し評価できることになります。
市民に選ばれるということだけでなく、このきっかけづくりを提供できるこは、今回の大賞の意義の一つと言えるかもしれません。そうなると「地方」と「中小企業」を応援するということが難しくなるので、これはジレンマですが、そのような状態があった場合、工夫の余地が大きいと言えます。
話が少し逸れてしまいましたが、続けてその企業を選んだ理由を見てみましょう。これはやはり「取り組みに共感できるから」がダントツの34.7%でしたが、その他の結果として「イメージが良くて信頼できる企業だから」が二位の19.5%でした。
投票者が取り組みをきちんと評価している一方、イメージによる信頼というものにも重要なファクターがあることがわかります。昨今のブランドを持つ企業の不祥事があってなお、市民はまだまだ信頼を置いているということを胆に銘じることが大切であるようです。
次号以降では授賞式に臨んだ各企業の皆さん(特に地方から応援されてノミネートされた中小企業)の事例を交えながら、分析結果をさらに書いてみたいと思います。
■ここがポイント■
1.市民の70%は「CSR」という言葉を知らない!
2.自社の社員に投票させることは間違っていない
3.市民は「取り組み」をきちんと評価している
■こちらもぜひご覧ください—————————————
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2007.11.05
「スーパー広報術」というサイトのメルマガで「CSR広報の時代」という連載をさせていただいています。
その内容を一部リメイクしてこちらに掲載いたします。
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■市民の側から企業のCSRを表彰する初めての試み
私が企業の不祥事アナリストだったら、毎月食べることには困らないだろうなと思うくらい、毎月のように企業の様々な不祥事が明らかになっています。
相変わらず、製造年月日の虚偽が発覚した老舗菓子メーカー、偽装鶏肉などなどがニュースを賑わせています。(「もういいよ」という気持ちでいっぱいですが。。。) これらブランド企業の相次ぐ不祥事に対する市民の反動としてCSRへの関心が高まり、結果としてCSRという言葉を新聞で目にしない日は無いほど社会の注目を集めている、とアナリスト的には言えるでしょう。
しかし、ここでいう「社会」とはイコール「市民」ではない、ということを痛感させられる結果を今回知ることができました。今月はこのことを掘り下げて書いてみたいと思います。
私が企画・運営を担当している「CANPAN CSR プラス」というウェブサイトで、 「CANPAN 第一回 CSR プラス大賞」という企画を読売新聞東京本社の後援を受け、実施する運びになりました。
【CANPAN CSR プラス】 http://canpan.info/csr/
この大賞は、「市民が選ぶ」という意味において日本初の試みです。世の中にはすでにいくつかのCSRを表彰する制度が存在していますが、市民自らが参加した結果を元に表彰するという制度は存在していませんでした。
個人的には好きな和訳ではありませんが、CSRが「企業の社会的責任」という以上、ステークホルダーとして重要な市民視点の無いCSR表彰というものが無かったことを意外に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
それは、表彰する基準となる、評価する側の市民のCSRリテラシーがまだその段階になかったことが大きな理由の一つとして挙げられると思います。つまり、以前は市民の側から見て、企業のCSRを判断する情報の質と量が専門家でもない限りわからないものであったということです。
また、CSRへの市民の関心が環境問題以外はさほど高くなかったことも理由として挙げておくべきと思います。
もちろんまだまだ解決するべき課題は山積みであるものの、ここ10年間の日本企業のCSRに対する取り組みは評価に値するものであることは間違いなく、そんな企業を応援するフレームを作ろうと「CSR プラス大賞」を企画しました。
そして、CSRを私たちが表彰するならば、どのように表彰することが望ましいかを考えた時、やはり「市民から応援されるCSR」として表彰されることが企業にとって最もうれしいのは言うまでもありませんから、それを実現しようということになりました。
■市民はCSRを評価することに関心があるのか
本当に市民はCSRを評価することに関心があるのか?という不安は正直ありました。しかし私たちがCSRのサイトを立ち上げ、アナリストとしてではなく、企業と市民活動を結ぶサイト運営者として感じていた直感として、投票してもらえるだろうという思いが強かったのです。
そして、市民が特定の企業のCSRを評価し、それに対して応援の意を表すとすれば、どういう方法がいいだろうかを考えました。
「CANPAN CSR プラス」というサイトでの企画だけに、ウェブの特徴を最大限に活かした方法で行おうということで、それはやはりウェブでの投票によって全国から様々な立場の方々に広く募るということでした。
目標投票数は10,000人に設定。これは、市民が選んだと銘打つ以上、一定数以上の投票でなければ意味がないこともあり、通常のアンケート調査で求める数の10倍~100倍という高い目標設定を課したのです。
重複者については、投票者の中から抽選でギフトカードなどをプレゼントする関係で、個々人の情報を入力してもらうため避けることができます。したがって純粋な10,000人からの投票を期待しました。
そして、もう一つの大きなポイントは「地方」と「中小」企業の皆さんのCSRを応援したいということでした。実はCSRは地方や中小企業のほうが大企業より素晴らしい場合がたくさんあります。それを世の中に紹介したかったのです。
そんな中、私にはさらに一つの大きな疑問がありました。それは、「市民は 『CSR』というものについてどのくらい理解しているのか?」という、そのレベル感でした。
市民の理解と言っても企業がCSRというものを広報することの重要性に気づいたのがここ数年のことです。その展開方法はまだまだ未熟と言わざるを得ません。だからこそ、このようなコラムを書くことの意味があるわけです。
つまり、「企業が期待しているほど市民にCSRは理解されていないのではないか?」という思いを払拭できずにおりました。その疑問が正しいかった場合、 投票企画自体が空振りに終わり、市民からの表彰などまだ早かったという結論は十分にあり得るわけです。
そこで、投票数の多寡はともかく、投票に参加してくれる市民の皆さんにアンケートをお願いすることにしました。つまり「市民のCSR意識調査」を並行して行うことにしたのです。
これは、広く日本中から色々な立場の方々に投票してもらう機会に、その方のCSRリテラシーを把握しつつ、それぞれの立場の方々はどのような企業のCSRを評価するか、という重要な基礎情報を得ることができるので、今後のためにも非常に有用です。
しかも、実はこのような、CSRに普段あまり接する機会のない方々も含めた大 規模なアンケートというもの自体、世の中ではほとんど行われていないのです。したがってCANPAN CSR プラスとして実施するには最適でした。
これらのデータは、結果はどうあれ、特に企業にとって大変に貴重なデータです。
そして、蓋を開けてみると、投票結果は当初の目標の二倍である20,174票(有効投票数のみ)の投票があったのです。
「市民が企業のCSRに関心を持ち、投票までしてくれるのか?」という不安は見事に払拭できましたが、同時に行ったアンケート調査結果は、私たちが新たな課題に直面していることを知ることとなりました。
それを結論から言うと、「市民はCSRを知らない」ということです。投票という行為をしてくれる方々にとってすら、CSRはまだまだ身近なものではなかったのです。次回では、そのアンケート結果を元に分析した内容をお伝えしたいと思います。
なお、この「CANPAN 第一回 CSR プラス大賞」の授賞式が2007年11月9日(金)に開催されます。ここでは受賞企業の取り組みについてのお話しや私からの分析結果のご報告などもございますので、ぜひお時間のある方はお越しいただければ大変光栄です。
■「CANPAN 第一回 CSR プラス大賞」授賞式詳細はこちら■
http://blog.canpan.info/csr2007/archive/40
■ここがポイント■
1.日本初!「市民が選ぶCSR大賞」を実施!
2.「地方」と「中小」の企業を世の中に紹介する賞
3.市民は「CSR」を知らない?!
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2007.10.24
「スーパー広報術」というサイトのメルマガで「CSR広報の時代」という連載をさせていただいています。
その内容を一部リメイクしてこちらに掲載いたします。
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■見えにくいプロセスをブログで透明化する
前の号で、経営者トップのブログは対外的よりもむしろ社内に対してトップの考えを伝え、理解促進を図る手法として有効であることを書きました。
世の中で経営者のブログが徐々に増えている理由は、対外的に「こんな人間がやっている会社です。」と紹介する意味があるのはもちろんですが、それに加え、このような側面を持っています。
それは、結婚式における人前式のようなもので、社会に証人になってもらい、自社の理念や事業などを社員と共に共有するという作業です。
組織が大きくなればなるほど、トップの声は現場である社員に届きにくくなるものだけに、この方法は有効なのです。
社員から見ると「公の場に発信しているのだから、トップがここで語っているこれは本気なんだろう」と理解します。現に私の勤める日本財団では、それで成功しています。
このトップの本気の声を、メディアなどの編集が入らない生の状態で、しかもいつでも振り返れる状態で伝えられるブログは素晴らしいツールと言えるでしょう。
そして、もう一つ、とても重要な役割があります。
それが「プロセスを共有していく」というものです。たとえば、あるCSRを展開しようとした場合、「なぜわが社はそれをすることに決めたのか」という部分をきちんと理解してもらわないと、ただのボランティア活動で終わってしまいます。
CSRは、株主を含めた会社を取り巻く多くの関係者の理解なくしては実を結びません。本当に単なるコストと徒労で終わる可能性を持っています。そんなCSRはする意味がありませんし、それこそ株主に対して責任を果たしていないことになります。
したがって、トップの生の声に加え、それが決定される、実行されるまでのプロセスを透明化するためにブログで情報発信し、社内のみならず、社会に対して理解の幅を広げてもらいながら進めていく必要があるのです。
■プロセスの公開で理解者を増やす
プロセスの開示を会社のオフィシャルなホームページ上で行うのはあまり意味がありません。それはマンパワーや予算の問題もありますが、そもそもホームページに来る読者が、そのようなものを求めていないからです。
ホームページに来る読者は、やや一方的な情報としての「決まっている情報で自分の興味のあることを知りたい」のであって、未確定な情報やプロセスを知りたいわけではなく、コミュニケーションを求めているわけでもありません。
みなさんも経験があろうかと思いますが、ある法律や条例が「なぜそういうものが作られたのか」がわからないまま、ある日突然施行されるということが往々にしてあります。
この「結果」だけを知り、したがわされるという状態は、押し付けられ感だけが残り、納得感は少ない。主権を持つ私たちは、「なぜその法律ができたのか?」「なぜそのような条文になったのか?」というプロセスを知る必要があります。
そうでなければ、その法律の持つ意味やそれに従う必要性の理解の幅が狭くなり、行政との信頼関係を創ることなど不可能なのです。
したがって、本当は、行政こそこれらのプロセスを市民に知らしめ、コミュニケーションすることに意を用いるべきですが、行政はむしろどこまでもホームページ型の情報発信で終わり、私たち市民の不満足度は上がるばかりです。
会社のCSRは会社と社会との交流が目的ですからこれと同じことが言えます。
したがって、双方向性ツールでもあるブログでの情報発信が有効なのです。
その実現に向けた悩みや実施のプロセスを自らさらすことは、非常に勇気のいることですが、だからこそ共感を呼ぶことができるのです。
ぜひだまされたと思って、自社のCSRの取り組みとその決定までのプロセス、実行上の課題とそれへの「真剣な」取り組みを発信してみてください。きっとあなたの会社への理解者が、いつの間にか増えていることに驚かれることでしょう。
そして、そのようにして会社を理解してくれた人達は、さらなる伝道者として皆さんのCSRを知らないうちに広報してくれるでしょう。これにまさる広報はありません。
■ここがポイント■
1.ブログで社会を証人としてトップと現場が理念を共有する
2.CSRのプロセス開示は、ブログでの発信が一番
3.勇気をもって発信するCSR情報にこそ価値あり
■こちらもぜひご覧ください—————————————
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2007.12.29
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