• 2018.01.23

    【講師】経営実践研究会ソーシャルビジネスカレッジ

    ソーシャルビジネスカレッジ 「経営実践研究会CSV編」にて講師として「社会課題とビジネス」をテーマに講義をさせていただきました。

    参加者は主に中小企業の経営者の皆さんです。それぞれの事業を通じて社会課題の解決や社会的価値創造を実践されようとしています。

    私からは地球環境から世界のメガトレンド、そして具体的な個別の取り組みまでを幅広くお話しさせていただきました。

    もし自分の事業がドメスティックだとしても、なぜメガトレンドを知っておく必要があるのか、世界はこれからどうシフトするか、国内の課題はどうなるか、さらに、それを踏まえてビジネスを行う場合に、どのようにPMF(プロダクト・マーケット・フィット)を創り出すか、という話までを一時間半という短い時間で説明させていただきました。

    かなりてんこ盛りな内容でしたので受講生の皆さんはお疲れになったと思いますが、好評だったようで安心いたしました。

    社会課題解決型ビジネスの要諦の一つは、「したたかな戦略」です。いくら社会に良いビジネスでも、いや、だからこそ、赤字ではいけません。持続可能性が無いからです。

    そして、企業の社会貢献も同様です。企業の社会貢献とは慈善事業だけを指すものではありません。

    それを踏まえて、皆さんには「志とソロバンの両立」を徹底的に詰めていただきたいと思います。

    ■経営実践研究会■

    http://www.keijitsukai.jp/index.html

  • 2017.12.19

    【研究会】経済産業省「ボランティアを活用した共助社会の構築に向けた研究会」

    経済産業省による「ボランティアを活用した共助社会の構築に向けた研究会」の第三回に委員として参加しました。

    東京オリパラに向けて企業ボランティア(社員ボランティア)への期待が高まる中、総論は賛成でも現場では必ずしも機運は盛り上がっていません。

    その理由を考察し、必要なことなどを議論しつつ、企業が社員ボランティアを積極的に派遣できる仕組みづくりへとつなげることなどを議論しています。

    「社会に良いこと」は、誰も反対しません。しかし、いざ自社でそれをコストをかけてでもやるか?という実践面では消極的にならざるを得ない。そこにはそれ相応の理由があります。

    そこをきれいごとではなく、企業が持つ組織ロジックや環境を踏まえて、現実的な落としどころを探る、そこにこの研究会の要諦があると思っています。

    第一回目の議事録はこちらからご覧いただけます。

    http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/mono_info_service.html#volunteer

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