タイトルは、RUIさんの曲名でもないし、某飲み処のお店の名前でもなく、昨日の夜の出来事
ここのところとてもバタバタとしていて、自分の身が静かなところにいるということがない
じっとしていることが苦手な自分にはそれはそれでありがたいことだが、時としてふとおとずれた静寂に心が浮遊してしまうことがある
昨日の夜がまさにそう
もう寝ようかと開け放っていた窓を閉めようとしたら何やらベランダに影ができている
顔をあげれば、台風一過で東京の汚れた空気も一時的に飛ばされてしまったような、おそろしいほど綺麗な満月が藍の空に浮かんでいた
その下のベランダの手すり、そこに月の光を浴びる雫が光っていた
月のしづくってこういうことか・・・
と、この世界で自分が一人でたたずんでいるような、妙に心が落ち着くのを感じ、吹いてくる風の静けさを感じ、夜の静寂を感じた
しばらく窓を開け放って愛犬と二人で床に座って月を眺めた
あまりに贅沢な時間、今風に言えば「時空的セレブ」、タダなのにお金じゃ買えないとこがいい
自分以外にも、どこかで同じように月を眺めている人がたくさんいるといいのに、と思ったりしていたら、エルナンさんが眺めてたのを発見
「CANPANに集まる人は同じ思いを共有できる」という寺内さんの言葉ではないけど、ちょっとびっくりした