沖縄料理で何が好きと言われ、ジャンク大好き(寿命短し)の私としてはまずタコライスをあげたい
ということで、ふらりと立ち寄ったタコライスのお店でタコライスとシークワーサージュースを食す
美味い! やっぱり本場のタコライスは違うね、などと思いながら食べていたら、店内の不思議な写真に目が釘付けになる。
それがこちら。
なにやら海の上を竹馬に乗って歩く学生服の皆さん・・・
写真のコメントを見ると「久米島 奥武 竹馬で通学する生徒」とある。
竹馬で通学
なんじゃそりゃ、という話なので、お店の人に聞いてみると、昔、引き潮の時には写真のように通学をしていたのだという。(今はもうやっていないらしい。)
帰りが満潮の場合は、船で帰るとのこと。
この写真は昭和30年代の頃の写真だそうなので、50年ほど前の写真であるが、それにしてもなんというか、すごい通学風景である。竹馬に乗れない生徒は学校にびしょ濡れで行かなければならない。もちろん全くバリアフリーじゃない。
こういう写真を見ると、その頃にノスタルジアを感じる前に、今の時代がいかに恵まれているかを感じてしまう。
人気映画「Always」の時代の犯罪発生率が今と比較にならないくらい高いこと、特に青少年の犯罪率の高さが半端ではないこと、は、せんだいみやぎNPOセンターの加藤さんから教えてもらったことだが、それと同じものを感じると共に、昔は良かったという幻想の危うさに思いが至る。(この話を聞いた後、実際に警察白書を見てみたら、正直その数値に驚いた。)
今、私達が生きているこの時代は決して悪い時代じゃない。
だけど、個人的には竹馬で通学っていうのをしてみたかったかも・・・