尊敬する久米信行 ( @nobukume )さんが、新しい本を出版されたということで、さっそく拝読した
本のタイトルは、「しあわせな仕事の 見つけ方、つくり方」
くめさんらしい素敵なタイトルにわくわくしながら表紙をめくる。
くめさんの本で重要なのは「まえがき」だ。
実はここに感動が詰まっているのだ。
今回も相当にやられてしまった
思わずやたら仕事のモチベーションが上がった自分に気づく。(まえがきだけで・・・)
「Business to Fun」つまり「B to F」の時代とくめさんは書かれている。
しあわせの連鎖を生むための新しい価値観。
本書では、そんな連鎖を生みながら本気で生きている人たちが紹介されている。
久米繊維工業株式会社社長の久米信行さん
病児保育のフローレンス代表の駒崎弘樹さん
戦国ブランドもののふ主宰の田中秀樹さん
日本メディアアート協会代表の竹本明子さん
明晴学園理事の玉田さとみさん
横浜アートプロジェクト代表の榎田龍路さん
小布施町立まちとしょテラソ館長の花井裕一郎さん
このうちの約半数の方は、私も直接お会いしたり、ご一緒にプロジェクトを行ったりしている方だったりするのだが、こうしてあらためて皆さんの活動の背景を知ったことで、彼らの素晴らしさを再確認した思いだ。
そして、ますますこのご縁に感謝したくなる自分がいる。
最近、世の中では「社会貢献」や「社会起業家」といった言葉をひんぱんに聞くようになった。
それがブームだとして、そんなブームがいいのかどうかはともかく「社会のために何かすること」にやりがいを感じる人が増えてきていることは間違いない。
本書は、そんな思いを持っている人なら「必読の書」であると共に、自分のやりたいことが見つからない、今の仕事がつまらない、と思っている人にもぜひ読んで欲しい本だ。
少なくとも、日本国内という経済の中だけで言えば、給料が右肩上がり・・・などという時代は終わってしまった。
そんな時代に、「働くとは何か?」、「働き甲斐とは何か?」、そして「自分はどんな仕事がしたいのか?」などについて、本書はリアルな人たちの生きざまを通じて具体的に教えてくれる。
そんな貴重な示唆を与えてくれる本書を読み、今の仕事が自分は好きではあるけれども、もっとがんばらねば、との思いを新たにした