どこの組織も同じかもしれませんが、システム部門というのは過酷な部署だとつくづく思います。
技術は日進月歩だから勉強しないとついていけない、システムは複雑化してエラーは出やすくなる、それに合わせてクレームは増える、お金はかかる、要件定義して開発した頃にはもう次の技術が出てきてる、どんな技術を選択すればいいのかわからない、、セキュリティを厳しくすれば業務に影響が出、ゆるくすればリスクが増える、またまたクレームが来る
「全くいいことないじゃん」とここまでは思う・・・
世の中にはマグロという魚がいて、泳ぎ続けないと死んでしまうとのこと。
なんという因果な生き物・・・その宿業にも似た生態は如何なる故か・・・
だが、ちょっと待て。
システム部門て、仕事のマグロ部隊みたいじゃないか・・・
走り続けなければ死んでしまう気がする
人の仕事の向き不向きというのは、「既定業務をてきぱきとこなすタイプ」と「新しいことを生み出すタイプ」の2タイプあるように思います。
その両面を併せ持つスーパー社員という人もいるけど、これは会社における奇跡みたいなもんで、たいていはどちらかに分類されると思われます。
どちらがエライとかいうのはもちろん無く、会社の性格によっても必要とされるタイプの構成は変わるでしょう。
ただ、普通は両タイプがバランス良く居てくれないと会社は成り立たないわけで、いくら開発部門がすごいパソコンを作ってもラインでそれを作ってくれなかったら売ることすらできませんし、管理部門のない会社もあり得ません。それは車輌の両輪というとこでしょう。
そんな中、私のいる情報チームという部署はまさにその両方を要求される部署です。
ですが、私は100%「既定業務をてきぱきとこなすタイプ」ではありません。この才能の欠如たるやマグロの宿業にも負けていないくらいにヒドイ。
それをサポートしてくれているのが他のメンバーです。
感謝感謝のマグロな日々です。
・・・と、ここまで書いて、ハタと、「全くいいことない」まま終わろうとしていたことにビックリ
実は情報チームは仕事は大変だけど、夢のある仕事ができるすごい部署なんです。
取って付けたようなことを言っていますが、ホントです。