2019.08.23
株式会社シンカでは、これまでにも地方創生の案件に携わってきましたが、この度、代表取締役である町井が岩手県岩手郡岩手町の政策アドバイザーに就任いたしました。
これまで弊社が関わってきた地域を振り返れば、一言で地方または地域と言っても、それぞれの地域は、地理的条件や人口数、文化の違い、人口構成、そして課題の違いなど、一つとして同じ地域はありませんでした。それらは各地域の個性として、それぞれに強みや魅力があるということでもあります。
では、それらの地域がその強みや魅力を最大限に発揮できているだろうか、という点で、まだまだ改善点や伸びしろがあるということを感じてきました。
今回、代表の町井が政策アドバイザーに就任することにより期待されていることは、単なる外部の有識者の一人として言いっぱなしのアドバイザーではなく、町としての生存戦略を含めた「持続可能な地域づくり」のための政策を提言し、それをどのように実行していくのか、誰が実行するのか、そして町井自身がハンズオンでそれらの取り組みを、町長はもとより役場の職員のみなさん、町民のみなさんと共に具体的な形にしていくことだと考えています。
岩手町は、ブランドであるキャベツをはじめとした素晴らしい農作物や酪農などを生産する「食財」の宝庫です。また、いわて沼宮内駅という新幹線の駅もあり、実は東京からも時間的には決して遠くない地域でもあります。
岩手町に住む町民のみなさんと共にどのような未来を一緒に描くのか、大役ではありますが、未来のビジョンを持つ佐々木町長をはじめ、関係するみなさんの期待に沿えるよう全力で取り組んでまいります。
【岩手町ホームページ】
2019.06.07
WAOセミナーにて紺野登先生にご登壇いただき、代表取締役である町井とのトークセッションをさせていただきました。
テーマは「今、イノベーションをあらためて考える」
イノベーションが必要、と言われて久しい中、日本の大企業の多くがそのことを頭では理解していも行動にはつながらず、世界から取り残されていく流れが止められずにいます。
それはなぜか、イノベーションをどうやって起こせばいいのか、そんなことをあらためて問い、考える、そんな内容となりました。
本当に示唆に富んだ素晴らしいお話しをいただき、トークセッションではモデレーターにも関わらず、次々と質問をぶつけて会場からの質問時間が短くなってしまったという一幕も。
町井個人として心に残ったのは、「組織は戦略よりも目的が必要」というご示唆。
そう、SDGsの時代は、まさにこれなのだと思います。
・日常に「知識創造」を埋め込む
・官僚制度は一部必要だが、官僚主義はダメ
・ラージスケールイノベーションの時代には大企業がイノベーションを牽引する時代へ
・「機動的大組織」による成長
・構想力が無いとスケールできない、大企業に必要なこと
・自分が何をやりたいか、という主観力
・こういうことがやりたい、やるべきだ、という主観(エゴでなく)
町井(左)が手に持っている本は、先月、紺野さんが野中 郁次郎先生との共著として発刊された「賢者たちのダイアローグ」、12回にわたるトポス会議のアーカイブがまとめられた素晴らしい本。
ぜひ、興味のある方は読んでみてください。
紺野さん、ご協力あらためて感謝です。
■WAO-KOISHIKAWA■
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2019.02.26