毎年、この季節になると日本財団ビルの一階に明るい青地に白い文字で「Tシャツ・アート展」ののぼりが立つ
(社)日本メディアアート協会様が主催され、CANPANプロジェクトもお手伝いをさせていただいている「Tシャツ・アート展」である。
Tシャツというアイテムを使って、アーティスト(クリエイター)の皆さんが「社会貢献する」ということをテーマに開催されている企画展であるが、私達もお手伝いをさせていただくようになって早4回目となる
今年のCANPANプロジェクトは、「世界を変えるデザイン展」でデザイナーという「人に伝える技術」を持っているデザイナーがBOPビジネスに関するプロダクトを社会に響くように見せるとどうなるかを試すことができた。これは、自分達が想定していた以上のシナジーや影響を社会に対して与えられることを実証し、デザイナーが持つ社会を良くする取り組みに対してできることがたくさんあることを示すことができた。
そして、こちらはアーティストが社会貢献するとどうなるか、という取り組みであり、似ているようであるが、「アート」と「デザイン」は実は全く向かっている方向が違っている。
それはいずれ詳しく書きたいと思うが、全国を巡回していく今回のTシャツ・アート展2010のキックオフを日本財団ビルで行っていただいた。
会期一週間があっという間に過ぎ、最終日となる今日、今回の参加作品を表彰するアワードが行われた。
■受賞者のみなさん■
今年も本当に素晴らしい作品が多く寄せられ、選考する側はかなり大変であったが、CANPAN賞はこちらの作品にさせていただいた。
http://jmaa.shop-pro.jp/?pid=20824865
空から落ちてくる滴をイメージした中に空が広がっているデザインは、社会との鍵穴でもあり、心の窓でもあり・・・色々な想いが詰まったデザインであり、「地球の未来」を考えるきっかけを与えてくれる作品となっている。
そしてアワードでは、久米繊維工業株式会社の社長であり、私が尊敬してやまない久米さんからのコメントは、日本を元気にするような素晴らしいものであった。
■久米さんコメント■
そして、このアート展のだいご味の一つが、実際にTシャツをデザインしたアーティストさんと直にお会いできるということである
私も購入したTシャツをデザインしたアーティストさんと写真を・・・
■アーティストの「誠」さん■
こちらのTシャツ
http://jmaa.shop-pro.jp/?pid=20861614
デザインされた方から直接デザインについてお話しを伺えるというのは、とても勉強になる。
そんなTシャツ・アート展は今、渋谷の「地球環境パートナーシッププラザGEOC」さんで絶賛開催中。
ぜひ、足を運んでみてください
Tシャツ・アート展は、年々ご協賛いただける企業様も増え、大きくなってきている。
日本メディアアート協会のスタッフの皆さんの素晴らしい熱意と行動力にあらためて敬意を表したい
久米さんが教鞭をとられている明治大学の公開講座のTシャツ・アート展での模様は、こちらでご覧いただけます!
■CANPAN × JMAA 2010 Tシャツアート展と明治大学公開講座【動画】■
http://kume.keikai.topblog.jp/blog/100/10020710.html