最近、SDGsに関するお問い合わせをいただくことが多くなりました。
ご相談をいただく企業のご担当の方が悩まれていることの一つが「社員一人一人がSDGsを真剣に考えてくれるようになるにはどうしたらいいのか?」ということです。
これはおそらく最も重要な課題だと思います。経営層を含めた社員全員がSDGsを真剣に考えている企業は、これからの社会で間違いなく業績を伸ばしていくでしょう。
理由は簡単で、SDGsが世界の課題である以上、それを解決しようとする事業にはニーズがあります。しかも世界的なニーズです。これを組織として取り組んでいく企業の業績が伸びていくのは当然のことです。
残念ながら、世界中を見ても歴史ある大企業で社員一丸となってSDGsに取り組んでいる企業はまだ一社も存在しません。(これらの企業が創業した年代にはSDGsなど無かったので当然でもあります。)しかし、中小企業の中には存在しており、業績を伸ばしています。
弊社では、この課題に応えるためのソリューションとして、マネージャー層向けのSDGs研修プログラムを開発いたしました。
これは、CSRを含め、最も組織の社会的な活動に対して腰が重い層とも言われるマネージャー層にフォーカスし、彼らにSDGsの有用性を理解してもらい、「自分事化」してもらうための仕組みを盛り込んだ研修プログラムです。
経営層が組織全体に漂う閉塞感に危機感を持ち、若手が社会的な事業に対して関心が高まる中、残念ながら組織の中間にあたるマネージャー層(主に30代後半から50代)が最もそれらから遠いのが現実です。それは個々人の考え方や資質、経験の問題もありますが、組織から与えられた役割の影響が大きい部分があります。
この役割や組織の仕組みを変えるのは大変であることから、本研修プログラムでは、この役割や仕組みはそのままに、マネージャー層にSDGsの持つ価値に気づいてもらい、自社や担当部門の価値とリンクさせるマッチングを行うことで自分事化を図ります。
そして、そこで表層的に終わるのではなく、最終的には新規事業開発、またはイノベーションにつなげるという成果を目指し、SDGsを組織の文化の一つとしてインストールする流れを創るという長期的視野も盛り込んだ研修プログラムになります。
本研修に関するお問い合わせは画面左の「CONTACT」より問い合わせフォームにていただければ幸いです。