2019.06.07
WAOセミナーにて紺野登先生にご登壇いただき、代表取締役である町井とのトークセッションをさせていただきました。
テーマは「今、イノベーションをあらためて考える」
イノベーションが必要、と言われて久しい中、日本の大企業の多くがそのことを頭では理解していも行動にはつながらず、世界から取り残されていく流れが止められずにいます。
それはなぜか、イノベーションをどうやって起こせばいいのか、そんなことをあらためて問い、考える、そんな内容となりました。
本当に示唆に富んだ素晴らしいお話しをいただき、トークセッションではモデレーターにも関わらず、次々と質問をぶつけて会場からの質問時間が短くなってしまったという一幕も。
町井個人として心に残ったのは、「組織は戦略よりも目的が必要」というご示唆。
そう、SDGsの時代は、まさにこれなのだと思います。
・日常に「知識創造」を埋め込む
・官僚制度は一部必要だが、官僚主義はダメ
・ラージスケールイノベーションの時代には大企業がイノベーションを牽引する時代へ
・「機動的大組織」による成長
・構想力が無いとスケールできない、大企業に必要なこと
・自分が何をやりたいか、という主観力
・こういうことがやりたい、やるべきだ、という主観(エゴでなく)
町井(左)が手に持っている本は、先月、紺野さんが野中 郁次郎先生との共著として発刊された「賢者たちのダイアローグ」、12回にわたるトポス会議のアーカイブがまとめられた素晴らしい本。
ぜひ、興味のある方は読んでみてください。
紺野さん、ご協力あらためて感謝です。
■WAO-KOISHIKAWA■
https://wao-koishikawa.com/index.php
2018.09.30
2018年9月28日(金)に開催された第二回「ママ高」に女性活躍担当大臣を兼務する野田聖子総務大臣にご訪問いただきました。
詳細は、日菜あこによるレポートBlogをご一読いただければと存じますが、初めてお会いした野田大臣は素晴らしい方でした。ご本人も今、7歳のご子息を持つママ議員、ママ高のママ達との意見交換はとても有意義なものとなりました。
日菜に対して「ママ高に遊びに行くよ!」と言って有言実行された野田大臣に心より感謝申し上げます。
■レポートBlogはこちら■
2018.07.06
岩手県岩手町の佐々木町長にお招きいただき、役場で若手職員向けの研修を行いました。
テーマは佐々木町長とも相談し、「社会課題ばかりの未来は暗いのか? ~若い人ほど知らなくてはならない未来予想図~」とさせていただきました。
地域行政職員は普段、当該自治体のことを考えているわけですが、地域は日本とつながっており、日本は世界とつながっています。世界の課題は行政職員にとっても無関心領域で良いわけではありません。そのようなグローバルな課題から最も身近な個人と仕事ということに至るまで、幅広いテーマとそれらのつながりについてお話しをさせていただきました。
若い行政職員がこのようなテーマでの学びの場を持てることは実はそれほど多くはありません。彼らは地域のエリートですが、仕事の内容的に幅広い知識と経験を得ることは難しいのが現実で、それは残念なことです。
このような機会をくださり、二日間にわたって時間を見つけてはアテンドしてくださった佐々木町長にあらためて感謝です。
2018.01.26
東京都の中小企業診断士の皆様が作られているソーシャルビジネス研究会にて講演をさせていただきました。
テーマは「社会課題とビジネス」。これまでの講師の方々がどちらかというと「社会のために」という側面が強かったとお伺いしていたので、今回はソーシャルビジネスを進める上で必要な社会の変化への対応という点と、「収益」の在り方に関する内容を強めた内容でお話しさせていただきました。
・今日の話を聞いて中小企業診断士こそテクノロジーによる変化を含めた社会のこれからの動きを俯瞰的に知っていなければならないのではないか
・ソーシャルビジネスと本業のビジネスとの整理をどうすべきか?
このような研究会に参加される方々なだけにご質問は鋭く、思いが伝わってきました。
私は今の時代、またはこれからの時代、中小企業こそがバリューを発揮しやすい社会と考えています。
中小企業診断士という肩書きを持つ皆さまとこのような場を持てたことは貴重な機会となりました。
2018.01.23
ソーシャルビジネスカレッジ 「経営実践研究会CSV編」にて講師として「社会課題とビジネス」をテーマに講義をさせていただきました。
参加者は主に中小企業の経営者の皆さんです。それぞれの事業を通じて社会課題の解決や社会的価値創造を実践されようとしています。
私からは地球環境から世界のメガトレンド、そして具体的な個別の取り組みまでを幅広くお話しさせていただきました。
もし自分の事業がドメスティックだとしても、なぜメガトレンドを知っておく必要があるのか、世界はこれからどうシフトするか、国内の課題はどうなるか、さらに、それを踏まえてビジネスを行う場合に、どのようにPMF(プロダクト・マーケット・フィット)を創り出すか、という話までを一時間半という短い時間で説明させていただきました。
かなりてんこ盛りな内容でしたので受講生の皆さんはお疲れになったと思いますが、好評だったようで安心いたしました。
社会課題解決型ビジネスの要諦の一つは、「したたかな戦略」です。いくら社会に良いビジネスでも、いや、だからこそ、赤字ではいけません。持続可能性が無いからです。
そして、企業の社会貢献も同様です。企業の社会貢献とは慈善事業だけを指すものではありません。
それを踏まえて、皆さんには「志とソロバンの両立」を徹底的に詰めていただきたいと思います。
■経営実践研究会■