• 2009.10.23

    flumpool in 武道館

    CANPANでは、そのオープンの前(びっくり)から、武道館で市民活動団体が一堂に集まるフォーラムをしたいと思っているが、まだ実現していない(笑)

    そんな中、昨年メジャーデビューした私が注目するバンド「flumpool」がわずか一年で武道館でライブを行った。

    これは行かねば!ということで行ったのであるけれども、いやー、歌うまい!
    ホントにうまいし、何よりメンバーが気持ちのいい連中なのにやられた。

    自分の中では、音楽を人前で演奏するというのは公益じゃないかと思っている。

    アーティストからすれば、自分の創造の具現化を人に聴いてもらう行為だけれども、結果として人を幸せにするというか、明らかに元気をもらうのである。

    その分、演奏者本人は擦り切れることも多々あるわけで、誰かのために自分の歌を聴いてもらうわけだから、これって「公益」の原点か???という気がするわけです。

    自分が音楽が好きだから誰かの前で演奏する、だけどそれが結果として誰かを元気にする、これがCSRだとどうでしょう?

    自分達は作った製品を売ってお金を稼ぎたい、だけどその先にはお客さんの笑顔や幸せがあるとしたら、それこそがCSRのはずだよね、と。

    自分のやりたいことと社会が喜んでくれること、これは両立されて当然であって、本来そうでなければ働く甲斐なんてないし、商いの基本であるわけです。

    その辺が忘れ去られている点が、今の大人の世界の閉塞感につながっているようにも思えた夜、「flumpoolをこれからも応援したい!市民活動もCANPANもそのうち武道館!」と思いながら九段下からJR東京駅に向かって歩いていたら迷子になった・・・(素直に九段下から電車に乗ればよかった・・・落ち込み)