• 2006.01.26

    協働環境調査報告会 in 茨城

    協働環境調査報告会、今回はつくばにお邪魔させていただきました!笑顔

    会場の広さ、参加人数、共に過去最高に・・・

    内容の詳細は「自治体とNPOとの協働環境調査ブログ」のほうで記事を上げていただいているので、こちらをご覧ください

    これだけの人が集まったのも茨城NPOセンター・コモンズの横田さんはじめとする皆さんのご努力の賜物と、本当に感謝でした。

    それと、常磐大学でNPOを学んでいるということで、ヘルプに来てくれた小川さん、近藤さん、安久さん、しっかり勉強して、ぜひ、第二、第三の川北秀人になってください!

    で、余談ですが、この報告会の後の食事会で知った「世間はここまで狭いのか」話・・・

    このヘルプに来てくれた方のうちの一人、小川さんはなんと、私の実家の経営する学生アパートに三年も住んでくれていたというのでした、ホントかよーって困った

    しかも今は駐車場を借りてくれているとか・・・兄にも電話で伝えときました、何か困ったらいつでも兄貴に言ってください、彼はいいヤツですからOK

    近藤さん、酔っ払って車で帰れなくなった時にはやはり兄貴に車止めさせてくださいとお願いすればバッチリなんで、これまたアパートに住んでくれているお友だち二人にもよろしくお伝えくださいね

    ということで、実は実家が茨城の水戸なので、今回の協働環境調査報告会、故郷に錦と思ってはりきっていましたが、プレゼンが下手でした、さらなる精進、がんばります!力こぶ

    ご参加いただいた皆さん、とても熱い3時間、ご一緒させていただきましてありがとうございました!

    またCanpanで、そしてアナログでお会いするのを楽しみにしています!

    ■お会いした縁な皆さんのHPはこちら■
    茨城NPOセンター・コモンズ
    ひたちNPOセンター・with you
    宍塚の自然と歴史の会

     

  • 2006.01.23

    ちょいワルおやじはカッコ悪い

    こんな記事もどうかと思うが、とりあえず最近どうにも我慢ならないことが「ちょいワルおやじ」なるものの出現だったりする

    ミドルエイジの男性をターゲットにした雑誌が火付け役となって、俳優のジャン・レノのようなナイスミドルを目指すのだという

    数年前、そんな雑誌が出ると聞いて、『あー、今の日本なら売れるな』と、そんな企画を考えた雑誌社に頭が下がった

    そしてこれまた、ブレイクしてしまった(らしい)落ち込み

    だが、そんなナイスミドルをめざす、いや、ダイレクトに言えば「ちょいワルおやじ」を目指すおやじの皆さんにズバリ言うわよ

    あなたはカッコ悪い

    ミドルと言えば、それなりに経験も積んで、男としての磨きが自然にかかっていていい年代

    それなのに「ちょいワル」って何だ
    さらにピンポイント、「ちょい」って何だ〓

    その歳で「ちょい」とか言ってるのがどうしようもなくカッコ悪い
    そんな中途半端な生き方があなたの人生なんですかってこと
    中途半端に生きてきたテレ隠しを流行り言葉でごまかすなってこと

    男のカッコよさは内から滲み出すもの、ファッションだけ決めたってカッコイイわけないっしょ

    おまけに「ワル」、「今更、高校デビューですか?」と言いたくなる
    人間、歳を取ったらいいヤツになるんでしょう?ワルくなってどーすんの?

    そんなものを目指そうとしているミドルがたくさんいると思うと、目を覆いたくなる・・・日本男児の誇りはどこへいった?

    そこで、そんな「ヤバダサおやじ」な皆さん、どうせなるなら・・・

    果てしなくお人好しオヤジ

    「お人好しオヤジ」の心得5か条を超お人好しにもまとめてみました

    第1条 人のことを信じ過ぎてしまうのである
    第2条 信じた人に裏切られても「いい勉強をした」と笑い飛ばしてしまうのである
    第3条 それでも人に「ありがとう」と言えてしまうのである
    第4条 知らない人の悲しみに触れた時に臆面も無く泣いてしまうのである
    第5条 電車やデパートで見知らぬ子どものオイタをちゃんと叱ることができるのである

    そんなオヤジのほうが「ちょい」とか言ってる中途半端なオヤジより100倍カッコイイ
    モテますよ、マジで

    そして、「お人好しオヤジ」はすばらしいことに、今、これを読んだ瞬間からなることができます!
    雑誌を講読する必要も、あり得ない値段のワイシャツを買う必要もありません(ぴしゃり)

    見かけを磨くより、今までの人生と自分の中身を振り返って、これから一生懸命生きたっていいじゃないですか、それを誇りに思いましょう

    皆さんが誇りを持って歩き出した時、きっと日本にはたくさんのカッコイイおやじが出現して、日本はもっと元気になる
    同じ男として、そんな皆さんが見たいまる

    ・・・と、先週行った表参道のしゃぶしゃぶ屋さんで隣に座っていた「かなりがんばっちゃってる『ちょいワルおやじ』軍団」のかっこ悪い皆さんを見て思った

    帰りの夜道が寒かった雪

  • 2006.01.21

    四股を踏もう

    日本財団には、誰が言い始めたかわからないけど、「赤坂ファイトクラブ」という有志のクラブがある
    キックボクシングを中心としたトレーニングを毎日お昼休みに行っている

    今、ここで毎日、練習の最後に四股を踏んでいる
    四股といえば力士、土俵でいとも軽々と四股を踏む

    しかし、この四股、やってみるとわかるけどマジでキツい
    柔軟性と筋力、さらにバランスが要求されるすごい鍛錬方法なのである

    さらに視線が地面に超近づく、この視界の感覚は最近の生活にない新鮮さがあった

    さらにさらに、腰痛持ちのメンバーの言うところによれば「腰痛にもいい」とのこと

    そんな中、25年ぶりという大雪の降る両国に大相撲を観に行きました
    国技館はこれで二回目だけど、前回は「グラバカ」という総合格闘技を観に行ったので、大相撲はこれが初めて

    千秋楽の前日、朝青龍の前人未到の八連覇は潰えたが、栃東による2003年ぶりの日本人力士の優勝がかかった日、さらに人気力士、「朝青龍とvs琴欧州」の取組もあるということで、満員御礼

    土俵にマジで近い升席に身を置いて生の四股を見た

    スゴイ

    特に「片山」、彼の四股はあり得ない

    磐石な四股を踏み続ける力士を見ながら思った

    日本人はもっと四股を踏まなきゃいかん

    ホリエモンに代表されるように、日本人は地に足が着いていないじゃないかと思う

    だからこそ、四股
    日本の国技は、やはり日本人が誇っていい文化でした

    地に足を着けよう

    そうすれば、日本はもっと元気になる

    ということで、お昼休みだけでなく、お風呂上りにも四股っている自分でしたまる

    それにしても、生で見る相撲はマジで面白い、すごい
    おすすめです

    升席に座ったなら「幕の内弁当」を食べましょう!
    ちょっと高いけどマジで美味い、『これがホントの幕の内かー』と目から鱗が落ちました!

    そして、審判していた貴乃花親方、マジでイケメンだったことをご報告します

  • 2006.01.20

    言語が失われる

    今日はマサチューセッツ工科大学で教鞭を執られる宮川先生とお会いしました

    先生にはグランドゼロのあった二ヵ月後の11月のボストンで初めてお会いして以来、日本財団のサイトに関するアドバイスをもらっています

    あの時、私は日本財団図書館の前身であった「事業成果ライブラリー」というサイトのリニューアル担当をしており、何とかより社会に役立つ電子図書館を作りたいとアドバイスをいただける方を探していました

    ところが、「売れるサイト」にアドバイスができる人はたくさん候補がいても、「社会の役に立つ電子図書館とはこういうものだ」というアドバイスのできる人はなかなか見つかりませんでした

    そんな中、日本財団が1997年度に支援した団体のご担当に宮川先生がいらっしゃったのです

    先生は専攻は言語学ですが、メディア研究の世界的権威でもあります

    その先生にいきなり「ボストンに出向きますのでお話しを伺いたい」とぶしつけなアポを取ったところ、快諾していただけました

    先生は「こんな時期に何だろう?」と思われたそうですが、私としては事業成果ライブラリーをどうやってより社会に役に立つサイトにリニューアルするかに全力投球していたので、ビン・ラディンがテロを仕掛けて、それに遭遇してもそれは運命と割り切っての訪問となりました

    それ以来、本当に色々とアドバイスをいただきつつ、お会いした際に先生のお話しを聞くのが楽しみであったりします

    そんな先生が現在取り組んでおられる一つが、「人類言語アラート」というもので、ユニセフの発表によれば、二週間に一つのペースで世界から言語が失われているそうです

    この言語、みなさんは日本語とか大きな単位でイメージされると思いますが、実は方言も立派な言語として位置付けられるとのこと困った

    そういう意味で、日本には数十の言語があったにも関わらず、今後残っていくのは数個だけだろうということでした

    そして、その危機に瀕する言語を持つ最たるエリアはアフリカで、アフリカの言語の実に9割は文字を持たない、つまり口述以外の手段がないので絶滅する可能性も高いとのことです星

    方言もアフリカの原住民の言語も一つの人類共通の財産、これが失われていく危機的現状をWebサイトで公開し、周知していきたいというのが先生のお話でした

    また、同じアフリカで先生が進めていこうとされているのがアフリカを第二のインドにするプロジェクトで、ITで成功したインドをモデルに教育をしていくことができないか、今後15年を見据えた教育を今、アフリカに展開していくことが大切と熱く語られました

    非常に考えさせられる中、先生が「日本はアメリカよりもよほど先進国、日本人だけがこんないい暮らしをしていていいはずがない。」という一言が心に残りました悲しい

    Canpanで、今後、MITの学生のみなさんが世界でどんな取り組みをされているかなどを紹介しながら、日本ができることなどを皆さんと考えていければいいなぁと思いました

    はっきり言ってすごい面白い取り組みをしてます、お楽しみに!ロケット

  • 2006.01.17

    追悼 神戸

    今日は11年前に阪神・淡路大震災があった日です

    あの日のために多くの方々が亡くなり、生き残った人たちも多くを失いました

    得たものは少なかった

    でも、その得たものは、とても輝いて、今に続いていると思います

    あんな大震災の最中、暴動など起こさず、人であり続けようとした被災者のみなさんがいた

    そんな被災者のみなさんを助けるために、あれほどの人が集まった

    法律もできた

    災害が起こると必ず駆けつける災害ボランティアが生まれた

    かけがえのないものを失った代わりに得たものを、また、多くの失われた夢や可能性を、私たちはこれからも守って、引き継いでいかなければいけないと、毎年の今日、思います

    黙祷